その9:A社でのエピソード
パワーハラスメントが恒常化していたA社。特に上役男性が部下の男性に対してするパワーハラスメントはもはや日常茶飯事。人前で人格否定すれすれまでディスられたり、自分には直接関係がないとはいえ聞いている方もけっこう嫌な気分がするものです。私が印象的に覚えているパワハラ事件でこのようなものがありました。 メール事件 男性社員Aが作成したデータを大勢の社員が入っているメーリングリストに送信した後で、データ自体にミスがあったことが発覚。指摘のメールが入り、男性社員Aはお詫びと共にすぐに訂正版を出すメールを送信しました。すると、別の部署から「現在訂正版を作業中だと思いますが、やはりデータに大幅な間違いが見られますので、訂正をお願いします」とのメール。それを受けて役員Bが 「本当だ。このデータ面白いですね。←(大幅に違うデータになっているので) A、いつ直りますか?」とメール。役員B、底意地の悪さは相当なもの・・・。(後日、この役員Bは退職。クビか自分で会社に見切りをつけたのかは定かではありませんが・・・) 秘書が1クールもたない役員 役員Cにつく秘書は1クール(3ヵ月)もたない。どうしてかというと、役員Cがすごくビッチだから(男だけど)。彼は秘書を信用しておらず、小馬鹿にしているところがあり、はたから見ても彼についた秘書は苦労しているようでした。秘書が次々と変わり、私が最後に見た秘書は1ヶ月で辞めてゆきました。彼女は最終日、1ヶ月ということもあり、特に退社の挨拶などもせずに普通に帰宅。周囲の人は「信じられない!なんて非常識なの!」と憤慨しており、役員Cは「けっこうエクストリームな感じです」とコメント(笑)。しかし、エクストリームだったのは役員C、おまえだろうと横で見ていた私は思ったのでした。彼のネクスト秘書は長持ちするといいですね・・・(しかしA社はその後、株価が大暴落し、経営企画の責任者だった役員Cは退社してしまいました。「責任をとって退社するわけではない」とコメントしていたが、実際のところは誰が見ても責任を取らされたとしか見えない辞め方でした・・・)extreme 【形】 〔意見{いけん}・行為{こうい}・批判{ひはん}などが〕非常{ひじょう}に厳しい、思い切った、猛烈{もうれつ}な、行き過ぎの、〔心理状態{しんり じょうたい}などが〕異常{いじょう}な***********KY事件 私が仕事中に「単純作業だから、無心ではなくせめて音楽を聴きながらやろう・・・」とアイポッドを聞きながら作業をしていたら、前任者の女性に「そういうのは、よくないと思う」と注意されてしまいました。以前の会社が自由だったので、当時の感覚を引きずってしまっていたのです。あわてて謝り、耳からヘッドフォンを引っこ抜きましたが、心の中で「No music, No life!!!」と悪態をついたのは言うまでもありません(笑)。友人にこの話をしたところ、「会社でアイポッドを聴きながら仕事してる人は見たことがない」と逆に驚いていたので、会社によってルールが違うようですね・・・。しかし、うーん、ヘッドフォンで音楽くらい別にいいのでは・・・と個人的には思いますが、非常識でしょうか??逆に周りがうるさくて集中できないときなんかは、メロウな曲を聴きながらするとはかどるんだけど・・・。このように業務規定で細かく定められていないルールなどはその会社の空気を読んで順応していかなければなりませんね。失敗、失敗。ペロッ←(舌を出す音)その10:強引なCAに辟易 に続く・・・。