ズノイモ、ウィーン、テルチ親子旅~4日目:世界遺産の街、テルチが砂糖菓子ぽくてカワイイ件について!
テルチが載っていたフィガロVoyage 今日は、ズノイモからプラハに帰る日です。いや~、毎食おいしいチェコ料理とワインをごちそうになり、滞在中に3キロくらい太ったような気が・・・。お料理上手の叔母さんはお土産に肉料理を持たせようと、ギリギリまでお料理をしていました。 「そうだ、プラハへの帰りにテルチへ寄ったらどう?」と叔母さんに言われ、「!」とアンテナが反応する私。前に読んだフィガロのウィーン・プラハ特集でテルチのことにも触れられており、「へ~こんな場所があるんだ・・・」と思っていたのです(もちろんテルチの存在を知らなかった)。 フィガロの美しい紙面で見たテルチは、まるで砂糖菓子で出来たお菓子のような家がずらーっと立ち並ぶ、それはそれはメルヘンな場所でした。世界遺産にも登録されているんだそうな。「帰り道だから寄りましょう」とジェロームのお母さん。うわ~楽しみ・・・!!! 叔母さんと彼氏にお礼を言い、また暖かい時期に訪ねることを約束。車に乗ってテルチへ向かいました。 ここがテルチ!建築的にはルネッサ~ンス様式なんだそうです。 カワイイお家がいっぱい並んでいます 一軒、一軒のデザインもそれぞれ凝ってる 下はアーケードになっていてお店が入ってたりしますちょっとマラッカのヒーレンストリートみたい 私が一番気に入ったのはこの桃色家屋。まるで砂糖菓子! だまし絵のお家もありました しかし誰もいない・・・(日曜の午前中だから?) 不思議なテルチの広場なのでした 広場に面しているレストランでローストポークを食べました テルチを満喫した後は一路プラハへ。お母さんのカフェに寄ってお茶することにしました。ケーキがどれも本当に美味しいお母さんのカフェ・ミレーム(HPできました)。また抹茶のケーキを頂くことにしましたが、一口食べて「!!!」・・・前よりも美味しくなっていたのです(前も美味しかったんだけど、さらに!前の日記はこちら)。 これがガトー・ドゥ・抹茶 日本でもこんなに美味しい抹茶のケーキは食べられないのでは・・・と、何かに取り付かれたように完食。新作のモンブランもアンジェリーナに肉薄する美味し さ(アンジェリーナより甘さは控えめ)だし、ヤバい・・・。お店のスタッフもみんな感じが良いし(これはプラハでは結構珍しいことだと思うのだ)、いや~ミレーム最高だね・・・とボーッとしていたら、「これから誕生日パーティーがあるから、こっちに座って!」とギャルソンの人に声をかけられる。 なんとその日はフランスから来ているパティシェの男の子のお誕生日ということで、お店の中で即席の誕生日会が開かれるというのです。面識はなかったけど私と ジェロームもテーブルについて、別のケーキとシャンペンで乾杯!(その彼はバースデーボーイなのにケーキを取り分けていた) 私の隣の席には、共同経営者のムッシュー(フランス人)が座り、き、緊張!!この親子旅行の間、ジェロームのお母さんとは勉強のためなるべくフランス語で 話すようにしていて、「だいぶ自然にフランス語が出てくるようになったかな~フッフ!これでアタシもパリジェンヌ♪」などと思っていたのだけれど、ムッシューの早口かつエスプリに溢れ たフランス語会話についていけず、粉々に玉砕しました・・・。 ちょっとかじって、ちょっと話せるようになったところで、そのちっぽけな鼻をへし折られて落ち込むー>勉強ー>いい気になるー>落ち込むー>勉強・・・そうそう、 語学の勉強ってこの繰り返しだったような・・・英語を勉強していたときもそうだったじゃないか・・・と約10数年ぶりに味わう挫折(大げさ)の味だったのでした。終わり