カテゴリ:漫画
花のズボラ飯2巻が(けっこう前に)発売されました。 遅ればせながら読んだのですが、やはり期待を裏切らない面白さです。
冒頭の十八皿目では、電車に揺られてうたた寝していた花が 大きめの振動でビクッっと起き、周りをキョロキョロする所から始まります。 この花の描写が小動物っぽくてやたらと可愛い。恐るべき30歳人妻なのです。
目覚めた花の前には、つり革に捕まって話をしてる男子大学生二人組みが。 「いいなぁお前の彼女、料理うまくて」 「そうでもねぇよ」 などと日常会話を繰り広げていて、漠然と聞いていたところに
「じゃあ超簡単で、超上手い丼、教えてやるよ」
!?
ここで花のハート(食欲)に火がつきました。目線は下ながら、耳はダンボ。 大学生の語り口も絶妙で、実に美味しそうに料理工程を語ってくれます。 花もハァハァと興奮しながら盗み聞きを続け、とうとう最後には興奮が収まらず・・・
とまぁ(盗み聞きした)簡単丼レシピを胸にズンズンズンと帰路に着く花。 「速攻それ作ります!」「絶対ウマイに決まってんじゃん!」と、鼻息荒く、 独り言を大声で言いながら。素敵です。たまらない30歳です。
そんなこんなでパパッと作ってはぐはぐ食べる花。 「うっまぁ~~~~~~い!!」と泣いて喜ぶ花。 新作秋物コートでシメようと思ったらファスナーがミチッっと上がりきらない花。
のっけから完璧です。花のズボラ飯はやっぱり最高です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.04.19 09:40:43
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