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2009年07月10日
カテゴリ：迷信のこと
若者が、「星占い」に人生を託していた。
科学的根拠がないのは知っていたが、私は何も言わなかった。 オッサンが「大安、仏滅、友引…」で行事の日取りを決めていた。 科学的根拠がないのは知っていたが、私は何も言わなかった。 オバチャンが「水子のタタリ」を気にしていた。 科学的根拠がないのは知っていたが、私は何も言わなかった。 視聴者が「占い師」の言うことを真に受けていた。 科学的根拠がないのは知っていたが、私は何も言わなかった。 世の中がカルトに支配されそうになった。 私は声を上げたが、もう遅かった。 そんなことにならんように。 （選挙のときだけ、カルト集団を批判しても、マインドコントロールの根は断てない。） マルチン・ニーメラー牧師の詩より。 ナチ党が共産主義を攻撃したとき、 私は自分が多少不安だったが、共産主義者でなかったから何もしなかった。 ついでナチ党は社会主義者を攻撃した。 私は前よりも不安だったが、社会主義者ではなかったから何もしなかった。 ついで学校が、新聞が、ユダヤ人等々が攻撃された。 私はずっと不安だったが、まだ何もしなかった。 ナチ党はついに教会を攻撃した。 私は牧師だったから行動した―しかし、それは遅すぎた。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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すごい、警告ですね。
心に、来ます。 本日、下記のブログへのコメントありがとうございました。 ・・・・・・・ ＞楽しくやり、漢字の意味を知り、使い方を学ぶことが、効率的に学習なんですね。 時代が進歩したら、そのぶん「指導法」も進歩して当然だから、 無理なく誰もが実力をつけられるのが当たり前。 その中で「トップレベル」を目指す人がいるのは、オリンピックでも同じですが、 トップ選手が育つために、他のみんなは低迷して当然、という発想が情けないですね。 野沢温泉みたいに人口の少ないところでも、 地元の子は村営スキー場のリフト乗り放題、という環境があって、 ちゃんとしたコーチの下支えがあって、メダリストが何人も生まれてます。 ・・・・・・・ 格差社会といわれますが、三浦朱門氏の論は、まさに、教育でのそれを、推進しているようです。 そのことに対する分かりやすい反論です。 ありがとうございますた。感謝。 こういう論が出て、教育が良くなるのです。 まさに、上記のブログですのように黙っていては良くなりませんね。 選挙の時、教育問題が言われますが、いつも、しなくてはダメなのですね。 (2009年07月12日 07時24分56秒)
なかなかの、日記ですね。高校の社会科の授業を受けたようで、感心しました。私なりに分析してみました。若者の「占い」は、ゲーム感覚で楽しんでいるようです。庶民の「占い師」は、人生相談を受ける、カウンセラーの感覚でしょう。「水子のたたり」は、生命を大切にする教えと思えば、納得ですが、それを収入源にするお寺の存在はイヤです。大安などの六曜は、月の満ち欠けによる、生命のバイオリズムから考え出された知恵と言われますが、科学的検証はありません。ただ、身近なことでありながら、人類にとって判らないことに「生命」があります。他に、「宇宙」や、「物質」があります。そんな人間の心をとらえるものに、宗教があり、いわゆる六曜などがあるのだろうと思っています。
(2009年07月12日 19時42分21秒)
ケイサン９５７４さん
ありがとうございます。 ＞ 水子のたたり」は、生命を大切にする教えと思えば、納得ですが、それを収入源にするお寺の存在はイヤです。 仏教的には（キリスト教やイスラム教でも）、「水子がたたる」は無いはずです。 心に傷を負った人を癒すのは宗教者の役割ですが、 （だからこそ「公益」性もとで税金優遇されてる） 「たたり」で人を脅すのはカルトだと思います。 ＞大安などの六曜は、月の満ち欠けによる、 月の満ち欠けは「旧暦」であって、「六曜」とは違います。 三国志の時代、「戦争の占い」として生まれたもので、「仏教」には何も関係しません。 （「友引葬式」を仏教徒が気にするのは間違いです。） ＞ただ、身近なことでありながら、人類にとって判らないことに「生命」があります。他に、「宇宙」や、「物質」があります。そんな人間の心をとらえるものに、宗教があり、いわゆる六曜などがあるのだろうと思っています。 ----- わからないことは、「わからないから考えよう」というのが、前向きの姿勢で、 「それは○○のせいです。信じなさい」 で、かたをつけてしまうのが、カルトの恐さではないでしょうか。 (2009年07月12日 21時00分46秒)
「ホーム・トップ」にも書いてますが、
占いで「あそぶ」ぶんには可愛いもんです。 ただ、「誰々と誰々は、相性が悪いから付き合うの止めたら？」なんていう場面があるのも事実です。 朝の「ズームイン」などの占いで、 「今日のラッキーは・・・」に、「お？ 何かいいことあるかな？」 ・・って、にこっと反応。 の程度で済ませたいものです。 (2009年07月12日 21時05分26秒)
ＴＢ，ありがとうございました。
(2009年07月13日 06時04分06秒)
ＴＢありがとうございます。
教訓的ですね。 (2009年07月14日 10時29分01秒)
物理学や化学で証明する、とかいう意味ではなく、
「筋道だった考えをする」という意味に尽きます。 たとえば「星占い」で、「どうやって占いが決まるのか？」を知ろうともせず、 ＴＶや雑誌で「おひつじ座：ラッキー」とか、「おとめ座－てんびん座の相性」とか、「言われるがまま」を信じることが、科学的でない。 朝の番組を見てても、「ズームイン」と「おは朝」と「めざまし」と、同じ誕生日で占いが違います。 友引や仏滅は「仏教とはまったく関係ない」占いであり、「仏式」の葬式に関係するはずがない。 13世紀の親鸞が、そんなことを気にして自分の生き方を疎かにすることなかれ、 ・・と指摘したことなんですがねー。 (2009年07月24日 10時16分13秒) |
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