カテゴリ:F【外国】での想い出
海外のオイスター(牡蠣)・バー 【復刻日記】 更新しようと思うのだが、なぜか忙しくてまとまった時間が取れない そこでまた【復刻日記】に逃げる事にする 私が楽天ブログを始めた頃のものである ―――― ◇ ―――― 私は住む場所としてのアメリカは、なんだかもうひとつ情緒というか?濃い文化が無いような気がして(ぜいたくですが)今までそれほど評価していなかったのですが、やはり最新の文化・情報とニューヨークのミュージカルやビデオショップの魅力には抗しきれません。 米国東海岸に一時的に滞在している時には、ブロードウェイのミュージカル観劇とビデオあさりが楽しみでした。 ビデオを販売している店(レンタルではない)のビデオの品揃えが日本と比較にならないほどですし(タイムズ・スクエァのヴァージン・メガショップなどはすごい)通販のアマゾンとちがって、現地で自分で買って持ち帰れば、アマゾンより安いし、第一送料も要りません。 みなさんもぜひ行かれてみてはどうですか? ニューヨークと言えば摩天楼ですが(表現が古いかな?)、デボラ・カーとケイリー・グラント主演の名画「めぐり逢い」のすれちがい現場検証を兼ねて、あの9.11の世界同時テロで崩壊したWTC(ワールド・トレード・センター)ビルに代わって今やNYでクライスラービルなどと並んで一番高い建物の一つに復帰したエンパイヤー・ステート・ビルに登ってみました。 ちょうど休日にあたったため切符売り場やエレベーターの待ち時間の合計実に45分。 やっと到着した頂上付近の展望台から見下ろすマンハッタンの風景は、あの「ウェストサイド・ストーリー」の冒頭のマンハッタンの俯瞰図そのものでした。 ただし展望台の売店で売っているのは残念ながら「キングコング」の玩具だけでした。 ワールド・トレード・センター)にも通勤していたことがありますが、よもやあの巨大なビルが、しかも二つとも倒壊して、ガレキの山になるとはおもいませんでした。 しかしともかくエンパイヤー・ステイト・ビルディングはまた昔の世界一高い建物、「天に一番近い場所」になりました。 (これはたしか「めぐり逢い」の中のセリフです) ーーーー ◇ ーーーー グランド・セントラル駅もいろんな映画の舞台になっていますが地下に有名なオイスターバーがあります。 米国のメニューでは牡蠣は品種別になっていて値段もちがいます。 米国にはブルーポイントという名前の牡蠣があり、最もポピュラーです。 それにクマモトという名前の小振りな牡蠣もあります。 このクマモトは戦後、アメリカの牡蠣がバクテリアに冒され絶滅寸前になったとき マッカーサー元帥の命令で熊本からとりよせた大量の牡蠣が繁殖したものとのこと。 本来なら牡蠣と言えば広島ですが、当時の広島は原爆被爆の直後でとても牡蠣の輸出などの話では無かったのです。 フランスのパリでも秋以降はレストランの前で大きな皿に大盛りの氷と生牡蠣を積み上げていて食欲をそそります。 実はフランスの牡蠣も一時絶滅寸前になり、同じように日本の牡蠣(マガキ)が危機を救い現在のフランスの牡蠣の90%は日本の牡蠣の子孫とのことです。 ロンドンの王室御用達の店が並ぶジャーミンストリートにも牡蠣で有名なレストランがあって18世紀後半の創業だそうです。 一階はバーになっていてカウンターで飲みながら味わう、二階はレストランです。 どうもわけありのカップルが来る雰囲気です。 数十年前に?私がガールフレンドとあそこで食事したときに、あそこで牡蠣の味付けに出てきたのはトマトケチャップとレモンでしたが、普通はレモンにタバスコとか、ホースラディッシュですね。 (私はホースラディッシュが大好きです) 最高級百貨店ハロッズのオイスターバーも有名です。 故ダイアナ妃とハロッズ・デパートのオーナー(サウジ・アラビアの武器商人、アドナン・カシオギの兄弟にしてエジプト人です)のドラ息子!!の情事の果ての、暗殺?事件についてはまた別に書いてみたいと思います。 ベルリンの高級百貨店KaDeWeは最上階の食料品売り場が豪華で有名ですが、 そこにもオイスターバーがあって、目の前でコックが牡蠣をガキッと、開いてくれて皿にのせて出してくれると海水が溢れます。 それをドイツの白ワインをのどに流し込みながら食べると・・・。 越の寒梅は正月のお屠蘇として飲んでしまったし、ドイツのモーゼルワインもそれだけではそれほどでは無いし・・・。 ―――― ◇ ―――― 追記 【復刻日記】ばかりではなんだから 近くに料理屋というか、居酒屋というか、微妙なところの店がある その店では寿司から焼き物、鍋物、割烹まで守備範囲が広い ネタも新鮮でいいものを揃えているので鄙には希な・・・というところだろう 欠点は女将さんが気が利かないところである 愛想がよくてテキパキ・シャンシャンという女将や女の子がいる店はそれだけで美味しい気がする 私の町では ヴィエトナム美人のようなスタイルで都会的で愛想のいいママのいる和風焼肉屋がある スタイルがよくて美人と言えばしゃぶしゃぶ屋さんのママもいる この人は愛想がいいと言うより、いつも自分の悩みを打ち明ける正直で苦労性の女性である 感じがよくて愛想がいいと言えば洒落た和風料理のママもそうだ ただし和服なので美人ではあるがスタイルは不明である いずれにしても我が町は案外、美人ママの多い町である この気の利かない女将がいる(笑)店では生牡蠣や岩牡蠣もいいのだが、栄螺(さざえ)が大きくておいしい 私がこの長い人生で見た事もないほど大きな栄螺である ゲンコツの大きさほどもあるだろうか? この栄螺を塩焼きにせずに刺身で食べるとうまい 私はアワビも好きで、いいものがあると食べるのだが、この大型栄螺はアワビにも負けない (やはり多少は負けるかな) それでいて、値段は数分の一である しかしアワビのお粥というのもおいしいものである 「アワビは非常に身体にいいのよ」 アワビのお粥を食べている時、ある女性にこう言われた その女性に「アワビはいつもたくさん食べているから身体で証明しようか」と言ったら断られた アワビの片想い・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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