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EAST and WEST / ORIENT and OCCIDENT ブログに於ける言論 まあ、ブログに限ったことでは無いのだが 他人の意見に対しての読み取りにおいては 「懐深く、多重価値観」で読むことが大切だと思う 自分の一元的な価値観で読み込んで さらに一元的な意見表出となっては、みっともない ただし、多重価値観とは言っても やはり、自分の基本的な価値観を反映した読み取りでなければ 其の人間の identity に欠けるflat なものとなってしまう つまり、客観性の保持と内在的な identity かな? ーーーー 次に、他人の意見にどう反応するかであるが 私自身は、ついつい、真正面から本音だけで対処しがちなのだが それも、考えものだと、思うようになった ある意味、同調的に聞き流しする、というものいいのかな?と そもそも、人間の意見は十人十色 キップリングの詩にあるように "The Ballad of East and West" Oh, East is East, and West is West, and never the two shall meet, Till Earth and Sky stand presently at God’s great Judgment Seat; But there is neither East nor West, Border, nor Breed, nor Birth, When two strong men stand face to face, tho’ they come from the ends of the earth. EAST AND WEST という言い方の他に ORIENT AND OCCIDENT という言い方もある オキシデント occident オリエント(Orient)の対義語で,西洋・欧米を指す語. オリエント・オキシデントは“(太陽が)昇る国”“(太陽が)沈む国”という意味のラテン語で,詩的・文学的な響きがある オリエンタリズム(Orientalism) 1 オリエント世界(西アジア)へのあこがれに根ざす、西欧近代における文学・芸術上の風潮。 東洋趣味。 2 東洋の言語・文学・宗教などを研究する学問。 サイードの「オリエンタリズム」を読みかけていたが読了していない きわめて程度の悪い古本を買ってしまったので読書意欲が十分では無い ーーーー ウィキ サイードによれば「オリエント(東方・東洋)」とは、二分法から生まれた、幻想・想像上の非現実的世界である。 オリエントに対する見方や考え方を「オリエンタリズム」と言い、それは長期に渡って継承されてきた思考様式を指す。 ーーーー シュペングラーの「西洋の没落」 和訳(旧約版と新約版)と英訳で、いまだにぼつぼつと読んではいるが ドイツ語の原著で題名は Der Untergang des Abendlandes 英訳の題名は Rise and Fall of the Occident と覚えていたのだが、英語版のウィキを読むと甘かった(笑) ーーーー The Decline of the West (German: Der Untergang des Abendlandes), or more literally, The Downfall of the Occident, is a two-volume work by Oswald Spengler. とあるのだ 続きは The first volume, subtitled Form and Actuality, was published in the summer of 1918.[1] The second volume, subtitled Perspectives of World History, was published in 1922.[2] The definitive edition of both volumes was published in 1923.[3] ーーーー アマゾンの「西洋の没」への書評の中で、とりあえず目について、しかも同感したものがある ーーーー 秋窓 VINEメンバー 5つ星のうち5.0 震えて読め! 2003年7月2日に日本でレビュー済み 20年以上前に一度読みかけて挫折した。 今読み始めるうちに震撼した、夜半まで本書を置くことができなかった。 シュペングラーからヒントを受けたと言うトインビー(『歴史の研究』)や、 戦略論に換骨奪胎したハンチントン(『文明の衝突』)が甘く見えてくる。 シュペングラー自ら語るようにニーチェの思考も根底に秘めた本書は 単に西洋文明の没落を予言しているだけではなく、グローバリゼーション (=西洋化)を経験したすべての文明の崩壊をさえ見通しているのである。 恐るべき予言の書であると同時に深い思索を読者の側に誘発してくれる。 ーーーー ポジティヴなサイドの書評なのだが、そうなんだ トインビーやハンチントンの著書は内容が薄いし、世界を震撼させるというほどのものでは無い これに比して「西洋の没落」は、その超博識、超密度 それに当時世界を震撼せしめた文化的衝撃度 確かに松岡正剛が批判するように結論が出ていない気味はあるが ーーーー 例によって 話がとんでもなくOB 全く違うテーマになってしまい 流れ星の様に霧散してしまったが きょうは これくらいに しといたるわ
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最終更新日
2021.07.29 16:55:51
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