私はレビュアーランキングに入るために、コミックスを1、2ヶ月分まとめて一日でレビューを書いています。
10日前にレビューを書いた直後に『秘密』5巻を購入したので、レビューを書くのは9月頃になると思います。『秘密』4巻はすでに2月にレビューを書きましたが、ブログでもまた書こうと思いました。
『秘密』4巻は犯罪者や目撃者の心理がすごく切なく描かれています。
電車内で起きた薬剤師里中恭子刺殺事件の目撃者は
見て見ぬふりをした罪の意識から誰も警察に出て来られませんでした。
また、謎のウイルスを発明したバイオテロの犯人は
見殺しにした乗客達を次々に殺して行きます。
孤独の中で唯一の救いであった女性を殺された怒りと悲しみは深く、
犯人と里中恭子とのエピソードは読んでいて涙があふれました。