☆青☆のありがとうの時間

今日は、西式健康法6大原則の2番目、硬枕について書くよー。
硬枕というのは、半円形の、ちょうど、蒲鉾みたいな形をした硬い枕のこと。
大きさは、自分の薬指を半径としたのが理想らしい。
これを首に当てて朝まで寝なくちゃいけないのだよ。
時代劇で、髪を結った女性が寝る枕あるでしょ、感覚的には似てるのかもね。
寝返りうたずに、首にあてたまま朝まで寝るわけだし。
さすがにあそこまでの高さはないから、あれよりは、楽かも？　よく、あれで寝てたもんだねぇ～、昔の人は、大変だったんだー。

床に寝るのに慣れたところで、硬枕を実践しようと、知り合いの内装屋さんになんとか作れないかと聞いてみて、チーク材で作ってもらった。
豪勢だよね、世界に一つの私だけの枕ってわけだ。
たしかお礼を合わせて3,000バーツだったんじゃなかろうか・・・。
私のがそうしてできた木で出来た枕なので、今後は、木枕って言葉を使うのでヨロシク。
日本だったら、ネットで買えるよ。
でも、楽天では売ってなかった･･･。楽天で「木枕」で検索して出てくるものは、西式のとは、まったく違うのでご注意。

山田健康センター
ここは、西式グッズが一通り揃っている。
なぜか同じ山田で、木枕と平床を売ってる店があった。
山田家具店


首の骨、頚椎というのは、頭が重いので、常に圧迫を受けて不安定で故障しやすいものという前提。
頚椎に異常があると、耳鼻咽喉科や歯の病気、顎の異常、気管支の炎症、その他、首から上の様々な病気の原因となるらしい。
逆に頚椎が正常であれば、それらの病気から解放されるってわけだ。
木枕に寝て、頚椎に痛みやしびれを感じる場合は、間違いなくどこかに故障があるってこと。
これがまた、平床と一緒で、痛みを我慢して使い続けていれば、そのうち矯正されて痛みを感じなくなるから、まあがんばってってことで、先生曰く「まあ、2年もすれば慣れますわ、ワッハッハ」だそうだ。
2年もかかるのー？？？　何十年もかけて歪ませたものなんだから、仕方ないか・・・。

で、いざ、恐る恐る木枕に寝てみたら・・・平気だ！　全然、朝までオッケー、みたいな。
何度寝ても平気で、私ってば、頚椎は、一応、問題なしってことでいいのかしら？
まあ、それでも時々、「しびれかな？」って感覚があるので、毎日、頚椎も働いているってことなんだなーって感じるけど。
私には、絶対的に平床の方がつらい･･･。

そんな私に比べておにいさんの木枕挑戦は・・大問題！！
ま～ったく眠れないらしい。
彼は、子供の時に鉄棒からの着地に失敗して、砂場の木枠に顔からつっこんだそうで、鼻がつまったような状態でうまく呼吸できないって問題を抱えていた。
なんか、セオリー通り、ドンピシャって感じで頚椎にも故障があったってことで、それは、その鼻の怪我の時に、実は首にも衝撃がいってたんだと思うけど、以来、彼にとって毎晩木枕地獄っていう状態になった。
私の平床の時と同じく、彼も眠れずにフラフラになっていたんだけど、私と違うのは、いつまでたっても慣れないこと。
先生が2年っていってるくらいだから、それくらいかかるって覚悟しよーってことで、じっと我慢してきたけれど、気がつくと2年たってたりして。
それでもまだつらいらしい。
思わず、センセー！　どうしたらいいの？　って感じ。
でも、驚くことに、2年たった頃に、30年以上苦しんできた、鼻のつまりが消えたんだそうだ。
こんなに楽に呼吸ができるなんてー！　と、それはもう、ものすごい喜びよう。
甲田先生を信じて、がんばってきた甲斐があるってなもんだ。
木枕をしていると、つらいけど、これが自分に効いているってのがよくわかるらしく、鼻のつまりも、少しずつ、ホントに少しずつだけど改善されてるのがわかったんだって。
だからこそ、つらいのも我慢できたんだろうね。
今でもつらいけど、さすがに睡眠不足になるほどではなく、今は、むしろ、木枕がないと眠れないくらいになっている。
なので、旅行にも携帯木枕を持参しているよ。

おにいさんは、今は、第二段階に入って、頚椎から背骨にかけて、グググ、ググっと、矯正されようとしているのがわかるんだって。
毎日、ほんとに少しずつだけど、ググっ、ググってするんだそうだ。
もうちょっとの辛抱かなってさ。
頚椎に問題がある人って意外に多くて、特に男性は、激しいスポーツをしたり（なぜか周りにラガーが多い）、おにいさんのように子供の頃にヤンチャで怪我したりすると、それが今でも残っているんだよね。
世の中の人、みんなに使って欲しいね、木枕。
なんて、私は、自分がほとんど苦しんでいないんで、思いっきり気軽に言ってしまうけど。

そういえば、おにいさんは、あまりの苦しさに、夜、夢遊病者のようにフラフラと別の部屋に行って、鍵をかけてしまったことがある。
起こしたら、なんで自分はここにいるんだ？　って状態で、それほどまでに無意識に木枕から逃げていたことに気がついてショックをうけていた。
後で、サンプラザ中野さんも実行したみたいだけど、同じような体験を書いてたんで、笑ってしまった。
木枕がつらい人ほど木枕を必要としているってことで、ぜひとも、みなさん、お試しあれ。
まあ、いきなり朝まではムリだったら、昼寝の時とかね、寝る前のちょっとだけとか、1日30分でもいいから試してみたらどうでしょうか。


　　　　
痩せ方上手　　　　　　食べ方問答

サンプラザ中野さんの木枕奮闘話は、本で読んだんじゃなかったような･･･？
彼のホームページか掲示板だったような･･･？