向かい風ですねえ
東京商工リサーチがまとめた2007年の建設業倒産(負債1千万以上)は3年ぶりに全国で4000件を超えたそうです。構成比を見るとほとんどが中小企業のようです。建築においては改正建築基準法によって着工が遅れたり、土木についても今後の道路特定財源の行く末が選挙の争点であったりと私たちの建設業をとりまく環境は決して良くはありません。さらには入札制度改革、原油高騰、地方自治体の財務悪化や地域格差問題や少子高齢化など幾重もの悪い条件が重なり、全国各地でこれまで地域に貢献してきた建設産業に携わる皆さんも我々と同様、大変なことと思います。なかなか明るい次の時代が見えにくいですが、ものづくりの伝統の灯を守るため日本全国の同志の皆様、頑張りましょう!