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カテゴリ:日本の美術館
安曇野ちひろ美術館の所在地は、長野県北安曇郡松川村西原。
この美術館は雄大な安曇野の平野の中,なんと3万5000平方メートルの敷地に建てられています。その空間の中に、美術館の他にちひろのアトリエを兼ねた山荘が建てられ、その周囲には、ちひろの庭、花畑、パツォウスカーの庭、すずむしの庭が広がって。大自然と向かい合い語らいながら美術館を見学することができます。今までの堅苦しい美術館の常識を破った発想に驚くひともいるでしょう。 ★ミュージアムショップの片隅にある背の低いテーブルと椅子のセット。なぜか、しっぽのついてるどうぶつ椅子がいいですね。 また建物の設計が,日常生活から開放されて,ゆったりとくつろぎながら時を過ごすように配慮されています。やすらぎの場所として開放されている室内空間は、なにもないスペースがゆったりと確保されていて、普通の美術館では考えられないほど沢山の椅子があちこちに配置されていて。心身ともにくつろぎながら見学できるよう、工夫されています。 なんせ、館長の松本猛さんご自身が「昼寝のできる美術館」を目指して運営してらっしゃる。 ★美術館の中庭に面した絵本の部屋の周辺も、いろんなタイプの椅子が。 ☆小学生・中学生・高校生の入館料が無料に! ちひろ美術館では、子どもたちがいつでも気軽に訪れ、居心地よく過ごせる場、絵や絵本と出会い、楽しい時間を過ごせる場となることを目指して、高校生以下の子どもたちの入館料を無料にすることになったそうです。 ★親子で使用したときにちょうど良いように、左右の曲線がデリケートにカーブしています。 ちひろ美術館の施設 ★展示室1 ちひろの仕事 ちひろの代表作の原画を中心に、1年に4回のテーマを決めて、ちひろの作品を展示している部屋。 ★展示室2 ちひろの人生 ちひろが誕生してから没するまでを時系列に沿って、人生で重要であった出来事を紹介している部屋。素描やスケッチ、遺品も展示されており、ちひろの人間像が浮き彫りにされている。 ☆ちいさなこどもたちも安心してじゃぶじゃぶ遊べるように、広い池はぜんぶ水深10センチで統一してあるそうです。 ★展示室3 世界の絵本画家 散逸しがちな絵本の原画を保存するための、国際的なコレクションが展示されている。アジア・ヨーロッパ・アメリカなど、国籍もさまざまな作家が取り上げられている。 ★展示室4 企画展展示室 コレクション作品の展示など、企画展示を行っている。世界の絵本画家をテーマに、展示室1と同じ期間で年4回の企画展を行っている。 ★展示室5 絵本の歴史 死者の書や絵巻物など、現代の絵本につながる史料を展示している。 ★絵本の部屋 コレクション作家を中心に、約3,000冊の絵本が閲覧できる図書室。 ☆クッションにもいわさきちひろの絵がついてるね。よく磨かれた透明度の高いガラス窓は、野鳥がぶつからないように、カラフルな水玉が散りばめられています。 ★ミュージアムショップ いわさきちひろやコレクション作家の作品を用いたさまざまなグッズが販売されている。一つの展示室に相当する面積が充てられており、来館者でいつも賑わっている。 ★こどものへや 絵を鑑賞することに興味のない子どももいることに配慮して設置された場所。子どもが創造性を発揮して楽しめるよう配慮されており、美術館のコンセプトとの整合性が取られている。 ☆館長がとくべつの思い入れを持っているという、南フランスのシャガール美術館の屋外ガーデンカフェの白いパラソルと同じものが使われていました。 ★カフェ 地元の食材を活かした軽食や、ハーブティーなどのメニューがあるが、館長の意向でアルコール類の提供を行っているのが特徴。作品を見た人が印象や感動を深める場所として、展示室と同等の重みを持つ場所と位置づけられている。 ☆美術館ぜんたいはPM5:00終了ですが、カフェのほうは1時間前の4:00にクローズしてしまいます。。。。はるるさんたちは、地元産のとっておきりんごジュースをいただきました。テーブルも椅子も、かなり低くて幼稚園の生徒が似合いそうなサイズ。けど、なんだかすわり心地は良質。 安曇野アートライン(あづみのあーとらいん)とは、北アルプスの麓長野県安曇野に点在する美術館・博物館・公園といった約20の施設を結んだライン(道)で、その団体自体の呼称にもなっているそうです。安曇野ちひろ美術館も、そのひとつ。 (ここでいう安曇野とは安曇野市から白馬村まで約50kmの地域をさしています。) これだけの地域に約20館もの美術館が立ち並ぶのは、全国でも珍しい、いや世界でも珍しい美術館密集地で。まさに美術館の里、と呼ぶのに相応しい景観を形作っています。 その上、ただ美術館が多く存在していると云うことだけでなく、個々の美術館がとても個性的なのと同時に、美術館を取り巻く自然環境・景観が、アートそのものになっていることが何よりの特長。 現在の加盟施設は国立・公立・私立・財団とあって、様々な視点での文化・芸術・地域への貢献を考え活動しているものたちの集合体。 またアートラインの公式サイトでは加盟施設全体がブログ形式でサイト管理と編集を各自で行い、見応えあるサイトとなっています。 ☆ひとつひとつ、みんな違った個性のやわらかいフォルムの椅子たち。 ★安曇野アートラインの美術館・博物館 安曇野市豊科近代美術館 田淵行男記念館 安曇野高橋節郎記念美術館 碌山美術館 IIDA・KAN 「ハーモニック・ドライブ・システムズ」 安曇野ジャンセン美術館 国営アルプスあづみの公園 AZUMINO ARTHILLS MUSEUM 「アートヒルズ」 Museum Cafe BANANA MOON 絵本美術館 森のおうち 大熊美術館 池田町立美術館 とんぼ玉美術博物館 安曇野ちひろ美術館 市立大町山岳博物館 白馬三枝美術館 ラフォーレ白馬美術館 ☆新館のテラスには、風通しの良い緑陰があって、なんにんものひとたちが本当にぐっすりとキモチ良さそうな寝息を立てていました。もちろん美術館が公認の行為なので、こんなことしてても、だれにも怒られません。笑 まず、厳しく鋭く雄大で、時には神秘的ですらある北アルプス連峰の眺望を目の前にできることです。一方、安曇野の扇状地の里風景は、北アルプスの厳しさに比べ、明るく穏やかで優しい表情を持ち、人々をゆったりとなごませてくれます。清流と爽やかな空気と溢れるばかりの緑がここにあります。 美術館を見て歩くことは楽しいことです。しかしその美術館が豊かな自然の中に佇んでいることは、それと同じくらい楽しいことです。美術館を一歩出ても、地域全体がアートである贅沢をここでは味わうことができます。 各館の魅力につきましては、ここから先の各館のホームページを通し、是非ゆっくりご覧頂頂きたいと思います。たぶんあなたのお好みの美術館のいくつかに出会えることと思います。 ☆実は、おいらも10分ほど・・・このデッキチェアで♪ ゆったりした時間の流れる安曇野・・・空の青さが、目を閉じても沁み込んで来ました。 ところでこの「安曇野アートライン」は、安曇野アートライン推進協議会のもとで運営されています。安曇野運営推進協議会は安曇野の美術館16館とその所在する6市町村で構成され、平成10年に発足しました。今年で7年目を迎えます。この間、安曇野アートラインマップの発行、安曇野アートラインポスター大賞展の実施、国内移動展「安曇野美術館紀行展」の実施、安曇野サマースクールおよびシンポジウムの開催、共通割引券の発行等、地域における芸術環境づくりの推進とともに、利用者の利便を図るための努力を続けてきました。今後もさらに魅力ある美術館の里づくり、環境づくりに邁進するつもりでいます。 最後になりましたが、安曇野アートラインでは皆様のお越しを心からお待ち申し上げています。と同時にご来館の節は、皆様のご意見、ご感想をお聞かせくださいますよう合わせてお願い申し上げます。 安曇野アートライン推進協議会メッセージより。 ☆この広い庭園では、斜面ぜんたいが素晴らしい寝椅子ですよね。。 /////////////////////////////////////////////////////////////////// 映像集】南仏ニースのシャガール美術館 映像】雨ニモマケズ~岩手県・宮沢賢治記念館 人気blogランキングへ ↑アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが、ここで見られます♪ (もし、お気に入りいただけたら、ぽちっと1票お願いしますネ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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