速度を上げるもの
時間を掛けて訓練を続けた結果、その時間の経過とともにいろいろなことが上達します。健常者の運動とケイソンの運動は全く別物なので、表現として「回復」は不適当かな、という気分です。それに、例えば階段昇降の訓練の場合、蹴上げ高さの増量や段数の増加のような訓練の増量がそのまま実技の上達になることもあります。逆に、実技の成功・上達と訓練の種目・量の関係がわかりにくい場合もあります。このことは常に意識しています。そして、時々悩んでいます。脊髄損傷での在宅も5年を超えました。この5年間の上達は決して小さくはありません。でも、5年もかけてしまいました。過ぎたことはさておき、今後の上達の速度はもっと速めたいと思います。実技の上達速度を加速したいと思います。日常生活に実技を多く取り入れて、毎週のPTと毎月のOTにおける実技目標を上方修正する、ということなのでしょう。