ドラマ「JIN-仁-」完結編 第11話(最終回) 感想のその2でございます。
その1は
こちらからどうぞ~♪
夢と現実の狭間。
龍馬と再会する仁。
「先生はいつかわしらんことを忘れるぜよ。
けんど悲しまんでえい。
わしらはずっと先生と共におるぜよ。
見えんでも、聞こえんでも、おるぜよ。
いつの日も」
龍馬はそう言って笑って海へ入って行ってしまうのだった・・・。
そして-------
現代へ戻って来た仁。
あの患者は・・・仁だったのだ!!
自分に手術してもらった仁。
だが、咲のために
「戻るんだ。
今度は俺が絶対に!!」
戻るぜよ、あん世界に!!
あの時と同じように転がり落ちた非常階段。
だが・・・やはり消えたのは・・・
現在の仁。
そして次の日・・・目を覚ました仁は、自分が元いた世界と少しだけ違う世界にいることを知る。
自分が自分に手術をした事実は消え、仁の腫瘍も普通の良性だったというのだ。
そこで野口と共に、この体験を整理することに。
龍馬の血を浴びたことで、脳の中で腫瘍と胎児と仁が一体化したのではないのか。
だから龍馬の声が聞こえたのではないかという野口。
だが・・・それではループする世界では、自分は結局何もしていないのと同じだったのではないのか。
同じ時間系列の中、ずっとあの日の間だけ世界を行ったりきたりしているのではないのか。
咲がどうなったか。
江戸で自分が生きてきた日々がどうなったか。
確かめようと心に決める仁。
そこでまず
ペニシリン製造の事を調べる仁。
そこには医学会では反逆者扱いされた者がいたという。
それは・・・
仁友堂と言う。
だがそこにあるべき
仁と咲の名前がないのだ!!
そこで、今度は仁は、橘家があったと思われる通りへ行くことに。
その通りの景色。
忘れない、あの景色。
そこにあったのは-------
橘の名を掲げた病院の看板!!
そこへやってきたのは---------
野風そっくりの女性!!
どうしても話が聞きたいと、咲の名前を出してみる仁。
どうやら咲はそこに存在したよう。
医学史を習っているという彼女。
咲はどうやら明治初頭にここに病院を開いたという。
長生きしたという彼女は、一度、生死の境をさ迷ったとき、ガラス瓶に入った薬を恭太郎が拾い、咲に使った所、奇跡的に治ったという。
どうやら薬だけがあの時代に戻ったよう。
恭太郎は、
船中九策に感銘を受け、医療費負担が安くなるように奔走したという。
そのおかげで、この世界では治療費ゼロ円ってのが実現しているよう。
彼女は、咲にまつわる色んな手紙や写真を見せてくれる。
そこに写された知った顔。
だが・・・
龍馬と一緒に写した写真には・・・仁の姿はない。
そして、
咲の娘で養女だったという写真を見せられる仁。
そこに書かれてあった名前は・・・
安寿。
咲は結婚しないでひとりでいたよう。
そこで友人から子供を受け継いだというのだ。
これは、
咲と野風が起こした奇跡!!
「そうなんですか」
その言葉しか見つからなかった仁。
帰りがけ、仁に尋ねる彼女。
「揚げ出し豆腐は好きですか?」
はいと答えた仁に、満足そうな笑みを浮かべる彼女。
「ずっとあなたを待っていた気がします」
医学史に進んだ原点だという彼女が差し出したのは・・・
一通の手紙。
彼女の名前は・・・橘未来----------。
なんという運命!!
なんという奇跡!!
そこにしたためられたのは・・・咲の純粋な想い。
今は顔も、名前も思い出せない○○先生へ宛てた手紙---------。
生死の境から戻った咲は、仁友堂には「先生」と呼ばれた人がもうひとりいたはずだったことをおぼろげに思い出す。
だが、誰に聞いてもそのようなものはいなかったというのだ。
ここは咲が開いた診療所だというのだ。
だが、ある日見つけた10円玉。
それを見て、やはりここにはもうひとり先生がいたということを思い出した咲。
そして、その方に、
「この世で一番美しい夕日をいただきましたことを、思い出しました」
だから、忘れてしまわないよう、この思いを記すことにしたよう。
「橘咲は、先生をお慕い申しておりました---------」
咲の告白に、涙を流す仁。
「私もですよ、咲さん」
この思いを忘れない。
たとえ歴史の修正力が働いたとしても!!
「いつの日も、先生と共に」
そういってくれた龍馬の言葉を思い出す仁。
それでも 俺はもう忘れることはないだろう。
この日の美しさを。
当たり前の この世界は、誰もが戦い、もがき苦しみ、命を落とし 勝ち取ってきた無数の奇跡で編み上げられていることを、俺は忘れないだろう。
そして、さらなる光を与えよう。
今度は俺が、未来のために。
この手で----------!!
そして・・・運ばれた急患。
それはなんと未来。
自ら執刀を挙手する仁。
今度こそ、彼女を助けるために・・・。
はぁ。
ここまで長々ありがとうございました。
いやぁ。
本当すごい作品だったわ。
こんなにのめりこんで必死に見たドラマって久しぶり。
結末がどうなるのか。
そして、謎は解明するのか。
ずっと心配してたけど、最後はまだ色々考えることが出来る世界でしたね。
咲の願いも、仁の願いも叶った世界。
ただ、ふたりは一緒になることはできなかったけれど・・・。
咲には仁を想って書いたこの手紙があれば、生きていけたんだろう。
未来へ、そして、きっといつか仁と出会う未来(みく)に託して---------!!
歴史に残る軌跡。
自分が残したもの。
そして、これから未来に託すもの。
本当に、がっつり歴史の勉強もしながら、パラレル世界を楽しませてもらいました。
主題歌の「いとしき日々よ」の歌詞にまつわる話を聞きました。
忘れはしない この体が消えても
あなたに吹く風よ(野風)
あなたに咲く花よ(咲)
あなたと追いかけた明日よ(龍馬)
また会う日まで--------。
ここまでメッセージが込められた主題歌だったんだと、改めてこの作品に関する力を知らされた感じです。
すごいドラマだった。
間違いなく今期NO.1作品でございます。
スタッフの皆様。そして、熱演されたキャストの皆様。
本当に素晴らしい作品、ありがとうございました!!
アニメ・ドラマ感想ブログ ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪
☆つぶやいてます ◆Twitter◆
【送料無料】日曜劇場JIN-仁-オフィシャルガイドブック
【送料無料】日曜劇場 JIN-仁- オリジナル・サウンドトラック~ファイナルセレクション~
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話
5372 HIT/2/31
************************
楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記の2ndブログにお願いいたします。
そのため、こちらからのTB送信は本宅とTB用と、基本2箇所からさせていただく形になりますので、ご了承くださいませ。
送信確認は下のタイトルで該当ページにリンクしております。
<トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/5b3daedb7aaac2ca9f1e51008a86b3bb/ac