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テーマ:お酒大好き(5105)
カテゴリ:†言-ドクゼツ-
農薬汚染された輸入米、いわゆる事故米を某企業が、焼酎メーカーなどに転売した、という事件。
様々なメディアで取り上げられているので、ご存知の方が多いだろう。 そもそも事故米の定義がはっきりしていない上、最低輸入義務とはいえ、食べられないお米を購入する国の姿勢がまず問われるべきだとは思うのだが、官僚にお金が流れていると予想できるコトから、マスゴミも某企業のみを責めて正義の味方のフリを楽しんだだけで、終息するのだろう。 今回は、こちらは、置いておく。 食料自給率を高くしよう、という考えの方が追求してほしい。 注目したいのは、声を荒げていた、焼酎メーカーの方だ。 本当に、寝耳に水だったのだろうか? 例えば、仕入れ担当者が、いきなり今まで購入していた拘りのお米と違う輸入米が納品されて、気づかないだろうか? 納品に対して、抜き取りチェック、産地や銘柄の確認は、しないのだろうか? それらを潜り抜けても、醸造の現場で、命であるお米が変わったのに、気づかないのだろうか? 原料と品質に拘っている印象がある焼酎メーカーだが、誰一人お米の変化に気づかないほどズサンでボンクラというワケらしい。 それとも日頃から、品質変化に気づかないほど砕けたお米を使っているのだろうか。 自称焼酎ファンの方々が美味しいと飲まれていた焼酎は、そんな品質管理も適当な造られ方をされていたようだ。 もし、そうでないのなら、輸入米と知って購入していたコトになる。 輸入米でないと、その味が出ないのだったら、ラベルに大きく「輸入米使用」と書けばいい。 結果として、品質よりも安さを優先させたというコトだろう。 これで、原料に拘った焼酎メーカーと言えるのだろうか? 安さに目が眩み、自称焼酎ファンも輸入米に気づかないと知った焼酎メーカーは、本当に事故米だと知らずに購入したのだろうか? より安価なお米を求めたのではないか。 ワケアリの安いお米があると聞いて、飛びついたのではないか。 安いワケを聞かなかったから、事故米だと知らなかった? すばらしい拘りの焼酎メーカーだ、ナニを消費者に売りつけているのかもご存知ない。 安いワケを知って買った? すばらしい拘りの焼酎メーカーだ、農薬を消費者に売りつけているのをご存知だった。 数日後に、頭を下げているのは、誰なのだろう? 血圧が高くなった直後だけに、血の気が引き過ぎないか、心配だ。 今回の事件での一番の注目点は、輸入米が農薬汚染されていたコトではない。 焼酎メーカーが輸入米を使い、自称焼酎ファンも気づかなかったというトコだ。 これは、焼酎メーカーの裏切り行為なのだろうか? それとも、自称焼酎ファンの質の低さが招いた自業自得なのだろうか? 気づくような量ではなく焼酎文化の当り前、というなら、拘りとはナニなのだろう? 事故米を購入して、社名公開に応じた メーカーは、5社のみだ。 これが、輸入米を購入している メーカーだと、いったい何社になるのだろうか? また、輸入米で醸した麹を購入している メーカーは、いったい何社になるのだろうか? これは、対岸の火事ではない。 小ブルワリーも、副材料にお米を使っている場合がある。 また、輸入モノの麦芽も、安全だと小ブルワリーには、保障できるのだろうか。 輸入米の購入が発覚して、今までそれを美味しいと飲んでいた自称自称ファンが、どのように手のひらを返すのだろう。 事故米にばかり気をとられて、輸入米の使用に気づかないので変わらない? 自称安全な焼酎に群がり、レア物の調達に血道を上げる? 焼酎ブームなどなかったように、雑誌がとりあげた別のモノを飲む? はたして、輸入米の使用に声を上げるような、焼酎ファンはいるのだろうか・・・ ビール情報リスト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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