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2012年02月27日
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カテゴリ:政治問題
 団塊の世代を自認する新聞読者が、昨今の政治の迷走を批判して、17日の朝日新聞投書欄で次のように述べている;


 私たち団塊世代は戦後民主主義の申し子と言われた。戦災からの復興とそれに続く高度経済成長期とともにあって、民主主義は光り輝いていた。

 ところがいま、その輝きがかすんで見える。2009年に民主党が政権交代を果たしたときは期待が高まったが、まるで素人集団のような右往左往ぶりを見せつけられている。

 さらに落胆させることは、長らく与党であった自民・公明両党が、政策的に重なる部分があるにもかかわらず、現政権の揚げ足取りをしていることだ。

 戦前の政友会と民政党が統帥権干犯問題などで泥仕合を演じ、結局は軍部・右翼の台頭を許し、政党政治そのものが崩壊したことを思い起こす。

 東日本大震災からの復興や財政危機脱却は国家の急務であるのに、延々と「政局」に終始しているいまの政治が、果たして民主主義の姿なのか。

 政治とは、国民利害の調整である。十人十色である以上、国民すべてが納得することはないのが当たり前なのに、選挙を意識して八方美人を装うから何も決まらない。

 カリスマを待望する気は、私には毛頭ない。政治家は誠心誠意、苦渋の政策をも説明し、国民はそのような政治家を支持することで、民主主義の成熟を目指すべきだと思う。


2012年2月17日 朝日新聞デジタル 「声-民主主義を煮詰まらせるな」から引用

 私たちの親の世代は、学校で「天皇は神様だ。日本は神国だ」と教えられて育った世代であったが、その世代が戦争に負けて帰還して結婚して家庭をもったので、団塊の世代が生まれた。私たち団塊の世代は、学校で「日本は民主主義の国だ」と教えられて、当時の大人は新しい国の出発に期待したのであった。私の記憶でも、確かに当時の民主主義は光り輝いていた。ところが、この現代の政治の低迷は、一重に政治家の質の劣化である。そういう政治家に投票した有権者の責任であることは言うまでもない。与党と野党がレベルの低い揚げ足取りに終始している間に、東京にも大阪にもファシストが台頭してきている。世の中がどんなに停滞しても、我々は強力なリーダーシップなどを期待してはならない。停滞した世の中は、我々の手で解決の道をさぐるべきである。我々は、ファシストを待望する勢力との闘いを構築する必要があるのではないか。








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最終更新日  2012年02月27日 21時16分52秒
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