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テーマ:ニュース(99380)
カテゴリ:政治問題
SEALDsの若者は何を考えているか。東京新聞の取材に応じた上智大学の学生は、8月31日の紙面で次のように述べています;
2015年8月31日 東京新聞朝刊 11版 4ページ「武力に頼る未来 いらない」から引用 武力に頼る未来はいらないという若者の考えは、未来志向の者の考えとして正しい主張であると言えます。武力で他人を征服するというのは、太古の昔から人間がやってきたことですが、20世紀になって最終兵器を開発して以来、人間はこれを使うと敵を滅ぼすと同時に味方も死に絶えることを予見し、そこから人々は「戦争」は意味がないことを知りました。現に、世界最強の米軍でさえ中東の紛争を解決できていない、このことが武力が紛争を解決できないことを証明しています。それを70年前に見抜いて、国に軍隊を保有することを禁じたわが国憲法は、世界の流れの最先端をいくもので、憲法こそが日本人の誇りといえるでしょう。にも拘わらず、ここにきて集団的自衛権を行使する法律を作るというのは、わが国の先進性を100年も200年も後戻りさせる仕業であり、そんなものはいらないという若者たちの主張は十分な根拠に基づいていると言えます。 上の記事は8月末の取材だったから「違憲の法案を通そうとするのはおかしい」と言っており、これは確かにおかしいことで、多くの憲法学者もだめだと言ったのでしたが、もっとおかしいことは、法案を提案した首相や防衛相が、野党の質問にまともな答弁ができず、はぐらかしたり誤魔化したような答弁を繰り返して、その都度審議が中断するという繰り返しだったことです。これでは質疑応答が成立していないのですから、審議はしていないと見なすべきで、こういう無駄な時間を100時間かけたから審議を尽くしたなどというのは、まったく国民を馬鹿にしており、日本語の誤用です。したがって、このたびの法律は無効であると衆参両院議長は宣言するべきです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年09月22日 10時54分31秒
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