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2006.04.02
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カテゴリ:野球
「波乱万丈」のレースでした。
ただ一人だけ、別次元でレースをしてましたけどね。^^;

「レース中に雨?」との報道もありましたが、
画面で見る限りでは日の光も射しこみ、
まずまずの天候に見えました。

PPを獲得したバトンを先頭に、フォーメーションラップに
スタートする各車。
始動時に「フィジケラ車のタイヤスピンが多いかな?」との
指摘が、CS放送解説の今宮氏から出るものの、まずは順調に
パレードがスタートしたように思われました。

想定されていた路面温度よりも低いためか、各車入念な
バーンアウトを繰り返し、タイヤへの熱入れを行ないます。
このバーンアウト時の挙動ですが、アロンソのコントロールが
群を抜いているように見えます。

チョロチョロっとお尻を振るだけの車もあれば、
豪快にタイヤを滑らし「スピンするんちゃうか?」と
見てるこちらが心配になる程、車を振り回すドライバーも
います。^^;

この時の挙動が、アロンソは大きく車を滑らしながらも
決して危なげが無いのですよね。
この辺りに、アロンソのスタートダッシュの上手さ(もちろん
ルノーのシステムの良さもあるのでしょうが)の秘密が
あるのかも知れませんね。

で、なぜに今回のエントリーでこの「バーンアウト」の
挙動に拘ったかというと・・・
ホームストレートに戻ってきた車列の中、予選5番手の
モントーヤがまさかのスピン!

TV映像は、車がスピンしだしてからの画像しか捉えていません
でしたが、恐らくはバーンアウトでコントロールを失った結果の
スピンだと思われます。
このスピンで、モントーヤは最後尾からのスタートになるはず・・・
でしたが、なんと予選2番手のフィジケラにトラブル発生!

スタートは延期となり、再度のフォーメーションラップが
行なわれることとなりました。
このトラブルで、フィジケラはピットスタートとなり、
ホームストレートでスピンしたモントーヤは、元のグリッドでの
スタートを切れることとなりました。

仕切りなおし後、スタート!
スタートが心配されたバトンでしたが、隣のフィジケラが
いなくなったこともあり、なんとかアロンソを押さえ込み
このままオープニングラップを制するか?と思われた矢先、
車群中段で、ヤルノとクルサードが接触し、ヤルノがスピンアウト!
さらにマッサにもアクシデントがあったようで2台がストップし
ここでセーフティカー(=SC)出動。

SC先導で周回を続ける間に、先程のトラブルに巻き込まれたと
思われるニコが、リアウィングを失ってピットへ帰還。
このままリタイアとなりました。

3周目にレース再開。
ローリングスタートでは、アロンソが完璧なスタートを披露!
なんなくバトンを交わし、早くもトップに浮上します。

しかし、このローリングスタートですが、ホームストレートに
帰ってくる前の加速段階で、トップのバトンは全くアロンソ以下を
コントロール出来ていなかったのですよね。
「アロンソの完璧な再スタート」と前述しましたが、
あまりにもバトンの「未熟さ」が露呈したシーンでもあったように
思えます。

再スタート後の周回の中で、タイヤの温まりが悪いのか、
ラルフがどんどんと後続に抜かれていきます。
前戦までタイヤの発熱に苦しみ、今GPは改善が見られていた
トヨタですが、やはり相対的にはまだまだ低いレベルに
位置してしまうようです。

ところが再開後すぐに、今度はクリエンがクラッシュ。
コース脇のコンクリートウォールに、車体左側を
こすり付けるようにしてストップしてしまいました。
このアクシデントで、大量の破片が飛散し、再びSCが
出動します。

独走状態に入りつつあったアロンソは、ここでまた引きずり
戻されることになり、バトンには再度のチャンスが
巡ってきます。

ところがレースが再開された10周目。
復活のチャンスを得たと思われたバトンですが、
なんとアロンソに挑むどころか、早々にライコネンに交わされ
3位転落。さらにモントーヤにも襲い掛かられる始末です。(>_<)

こうなってくると、「バトンの未熟さ」云々というよりも
ホンダのシャーシ、もしくは選択したタイヤに問題があると
考えるべきなのでしょうね。

この後、国際映像が、バリチェロ・クルサード・アルバースを
従えて走る琢磨の姿を映し出しました。
燃料搭載量の差があるとは言え、ピットスタートのフィジケラが
悠々と琢磨をパスしていったのに引き換え、対スーパーアグリには
明らかにシャーシ性能が勝るホンダワークスのバリチェロが
琢磨を交わすことが出来ないと言うところに、ホンダの
現状のレベルが現れているような気がします。

レースは、2回ストップの標準的な戦略を採用した車が
ルーティンのピットを目指す場面となりました。
この展開で、多めの燃料を搭載しピットストップが遅い
ウェーバーが、暫定トップに立つシーンがありました。
地元オーストラリアということもあり、スタンドやお茶の間は
大喝采なのでしょうね。(^^♪

と思った途端、なんとウェーバーがスローダウンし
ストップしてしまいました。(>_<)
優勝争いには及ばないとしても、地元開催レースで
トップ走行中のリアタイとは、残酷な気がします。。。

レースが中盤手前に差し掛かった段階で、予選11番手だった
ミハエルがピットイン。
1ストップか!?と思わせましたが、1回目を
ロングスティントにする、変則2ストップを選択したようです。
ミハエルは6位のポジションでコースに復帰します。

この後、燃料搭載量が軽くなったミハエルは、かなりのペースで
先行するバトンを追います!
昨年のサンマリノを彷彿とさせる1周2秒近い追い上げを見せ、
一気に5番手を走るバトンの背後に取り付きます。

ところが、好事魔多しとは正にこのこと。
ハイスピードで最終コーナを立ち上がったミハエルが
なんとコントロールを失い、コンクリートウォールに
クラッシュしてしまいます!(T_T)

幸いなことに、ミハエルは無事なようで、
自力でマシンを降りると、よほど腹に据えかねたのか
フェラーリのピットに戻らずに、ガレージ裏へと
消えてしまいました。

ただ、このアクシデントの前から、ミハエルは
かなりの回数のオーバーランを繰り返していたのですよね。
恐らくは、限界走行を続けていたためのリスクだったのでしょうが、
もしかしたら車の操縦性に、何らかの問題を抱えていたのかも
知れません。

このミハエルのアクシデントのため、三度SCが導入されます。
残り周回が、20周余りのタイミングでありましたので、
コース上に残るほとんどの車がピットで最後の給油を行ないます。

この場面で、マクラーレンにちょっとしたトラブルが発生します。
ライコネンに続いてピットに入ったモントーヤでしたが、
ライコネンにはフロントウィング交換作業があったため
モントーヤがしばらく待たされることとなりました。

SC先導周回でありますから、大したギャップには
ならないのかも知れませんが、それでも各車が一斉に
ピットインしている状況下ですから、番手争いには
大きな影響を及ぼしたと思います。
この辺り、マクラーレンの現在のチーム体制が、ライコネン中心で
運営されているのかな?と思わせるシーンでありました。

今日3度目のローリングスタートでレース再開です。
この場面で、先頭のアロンソが素早い加速を見せたのに対して、
アロンソの直後を走っていた周回遅れのミッドランドの2台が
アロンソの動きに反応せず、大きなギャップを作っての
再スタートとなりました。

優勝争いに関係のないミッドランドにはそれでいいのでしょうが、
逆転優勝を狙う2番手以下の面々にとっては、千載一遇のチャンスが
水泡に帰した瞬間でもありました。

周回遅れと上位争いの車が入り乱れ、コースは大混乱となっています。
コーナに差し掛かるたびに、サイドバイサイドどころか、
3台4台が同時にコーナーに飛び込んでいくシーンが
数珠繋ぎで発生するという、およそF1とは思えないような
シーンが、あちこちで発生しています。

この混乱の中、後方でリウッツィがコンクリートウォールに当たり
反対側のウォールにまで弾き飛ばされるという
大きなアクシデントが発生しました。

しかし最近のF1というのは、本当に安全に作られているものですね。
アクシデントとしては、ミカ・ハッキネンが生死の境を彷徨った
クラッシュや、同じオーストラリアのコースで、
オリビエ・パニスが起こし、数戦の欠場に追い込まれた
アクシデントと同じ程度のダメージだと思うのですが、
リウッツィには大きなダメージが無いようですものね。

このリウッツィのアクシデントにより、なんと今日4度目の
SC導入となります。

残り17周で、最後のローリングスタート!
事前にトヨタのガスコインが、わざわざミッドランドの
ピットにまで足を運び、トップ争いの邪魔にならないことを
申し入れていた(ように思える)にも関わらず、
またまたミッドランドの2台は、アロンソに大きく水を空けられての
再スタートとなってしまい、事実上この時点で
アロンソの独走優勝が決まってしまいました。

順位争いの見所としては5位争いで、今日PPスタートのバトンに、
2番手スタートをフイにし、ピットスタートとなった
フィジケラが迫る場面が、唯一の順位交代の可能性がある
争いとなりました。

この争いは、ファイナルラップにまで縺れ込み、
途中青旗掲示された琢磨に対し、レース後の審議が
行なわれるというオマケもついた中、
最終コーナを迎えました。

最終コーナに差し掛かったバトンのエンジンから
白煙が立ち上ります!
ゴールラインまであと僅かということもあり
かまわずアクセルを踏むバトンのエンジンは
まもなく大きな炎を吹き上げ、大量のオイルを
撒き散らしました。

それでもゴールを目指すバトンでしたが、
次戦以降のエンジン交換で処分を受けないために
ゴールライン直前で車をストップさせ
10位完走扱いとなり、フィジケラが5位のポジションを
手に入れました。

結果、優勝:アロンソ 2位:ライコネン(FL)
3位:ラルフ 4位:ハイドフェルド 5位:フィジケラ
6位:ヴィルヌーブ(BMWは2台入賞)
7位:バリチェロ 8位:スピードとなりました。
佐藤琢磨は、最終周にピットに入り12位(次戦エンジン交換か?)
井出も13位で、初完走を果たしました。














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Last updated  2006.04.02 16:49:45
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