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僕が僕らしくあるために

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2013.07.11
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カテゴリ:ひとり言
嫌な夢を見た。

夢の中だから、詳細を覚えているわけではない。
だけど、嫌な感じだけが残っている。

正直に言えば、何が起こったのかわかっている。
夢で何を見たのか、夢の中で何が起こったのか、
細かい部分はともかく、全体のストーリは
わかっている。
今までも、何度も見た夢。
実際に、20年ほど前に起こった出来事。

当時、僕には好きな人がいた。
クラブのマネージャーで、部員みんなの
アイドルだった女の子。

好きな人というほどのものでもない。
憧れというか、単なる片思い。

たまたま家が近くで、学校が終わった後、
話しをする機会があった。

僕も彼女もドライブが好きで、
免許を取りたての僕の練習がてらに、
お互いのバイトが終わった後に
夜の高速を走ったりした。

そんな日々も、僕がクラブを辞め、
ほぼ同時期に、彼女がある部員と
付き合うようになったこともあって
僕たちは、疎遠になっていった。

それから2~3年が経ったある日、
彼女から突然電話があった。
「彼氏とケンカした」と電話口で
泣きじゃくる彼女。

どうしていいか分からなかったけど、
とりあえず、すぐに彼女の元へ飛んで行った。

以前のように、助手席に彼女が座り、
夜の道路を走っていく。

「運転、上手くなったね。」と
小さく笑いながら誉めてくれた。

「あれから、結構長い時間が経ったんだもの。
 少しぐらい上達するよ」
 僕も苦笑気味に答える。

そのまま、以前のようにドライブを
すれば良かっただろうに、なぜか
カラオケに行くことになった。
車を降りて、カラオケボックスで二人きり。

普通に過ごせばよかっただろうに、
個室で二人きりということに
舞い上がってしまった僕。

結果としては何もなかったけれど、
僕のその時の振る舞いは、
大切に思っていた人に対する接し方では
なかった。

そんな僕に、彼女も失望したのだろう。
「変わったね。。。」と寂しそうに言った後、
「私、あのときNick君のこと好きだった。」と
驚くような事実を告げた。
そして、その言葉が全てに終わりを告げた。

あの頃。
二人で夜のドライブに出かけていたとき、
なぜ僕は自分の気持ちを伝えることが
出来なかったのだろうか。

そして今。
そんな大切な人に対して、大事な思いを
持ち続けていたにも関わらず、なぜ失望させるような
振る舞いしか出来なかったのだろうか。

経験と言えば、それまでなのかも知れない。
もし、もっと僕が大人であれば、
あの時、二人はすれ違わずに済んだのかも知れない。
そう思っても、後の祭り。。。

あの時・・・

20年経った今も、僕の胸の中で古傷は疼き続ける。
時々、夢となって現れて、僕の気持ちを苛む。

取り返しのつかない出来事。
20年経っても忘れられない出来事。

もし次に同じことが起これば、
僕は絶対に、同じ過ちを繰り返すわけにはいかない。
20年という月日を、僕が無駄に生きたわけでは
ないことを証明するために。

大切な人への、大事な思いを、
ちゃんとした態度で示さなければならない。







 








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Last updated  2013.07.14 10:14:33
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