安岡正篤一日一言(名言) 10月16日 さむらい
さむらいとは、より偉大なるものへの敬侍である。
この偉大なるものに敬侍し、没我になって生きるところに、
功利の世界、物質の生活から、忽然として道徳の世界、
精神の生活に転生することが出来る。このゆえに武士は
常に如何に生くべきかといわんより、如何に死すべきかの
工夫に生きた。五十年の徒なる生活を犠牲にしても、
尊い感激のある一瞬を欲した。この身命を喜んで擲ちたい事業、
この人の為に死なんと思う知己の君、渾身の熱血を
高鳴りせしむべき好敵手、此等を武士は欲した。
この躍々たる理想精神は凝って所謂武士気質なるものとなり、
頑固とまで考えられる信念、極端とまで驚かれる
修練となったのである。
*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言
六中観 [正篤 ]
忙中 閑有り。 苦中 楽有り。
死中 活有り。 壺中 天有り。
意中 人有り。 腹中 書有り。
甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す
亀井老契 座右
「私は平生窃(ひそ)かに此の観をなして、
如何なる場合も決して絶望したり、 仕事に負けたり、屈託したり、
精神的空虚に陥らないように心がけている。」と。
安岡 正篤(やすおか まさひろ)
1898年(明治31年)2月13日-1983年(昭和58年)12月13日)
陽明学者・思想家。
安岡には政界だけでなく、財界にも多くの心酔者がおり、
三菱グループ・近鉄グループ・住友グループ・東京電力など
多くの財界人をも指南していたとされる。
終戦時、昭和天皇自身によるラジオ放送の終戦の詔書発表(玉音放送)に加筆し
原稿を完成させたことから皇室からも厚い信頼を受けていた。
数々の伝説を残し、政界・財界・皇室までもが安岡を頼りにしていたことから
「昭和最大の黒幕」と評される。
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