知らないと怖い、フードの成分表の読み方
お店やネットショップを見てるとたくさんあるペットフード。みなさんはどうやって選んでますか?今回は、成分表の読み方の基礎をお伝えしたいと思います。結構長くなりますが、重要なことなので、読んでいただけると管理人、とっても喜びます(o^^o)☆☆成分表は、多いものから順番に記載されてる人間の食べ物や化粧品もそうですが、含有量の多いものから順番に記載されてます。一番最初に動物性たんぱく質である、お肉かお魚の名前が書いてあるフードを選ぶようにしてます。副産物、肉類、ミールは、人間向けの可食部ではないクチバシや内臓が含まれてることがあります。栄養分にならない部位だったり、場合によっては消化できずにガスが発生する原因にもなります。それらの原材料書かれたものより、チキン、ラム、ビーフ、サーモンなど、何が入ってるのかわかるものを選ぶと良いですよ(o^^o)☆☆五つの表記義務たんぱく質、脂肪、水分、灰分、繊維の五つは表記が義務付られてます。意外と知られてないのが、含有率です。たんぱく質、脂肪は犬猫のエネルギーになるため、何%以上という表記、水分、灰分、繊維は多すぎるとエネルギー不足になるため、何%以外、という表記になります。また、それらの%は'保証値'であり、たんぱく質、脂肪は、最低それ以上、水分、灰分、繊維は最高でこれ以下、ということになります。冬になるとお魚に脂肪が増えたりするように、天然素材にはどうしても季節変動が起きるのがこのような表記の一因です。他にも、子猫、子犬用ならカルシウム量、シニア用ならリン、猫だと尿路結石の原因となるマグネシウムの含有率は、買う側が気になる数値であるため、メーカー側には記載義務はないけども記載してある場合が多いです。☆☆植物性たんぱく質についてほとんどのフードには、トウモロコシ、小麦、お米、大豆などの植物性たんぱく質が入ってます。猫は特に完全肉食動物なので、植物性のものは体内でうまく消化吸収ができません。犬の場合も、これらの含有率は低いに越したことはありません。安いフードだと、お肉やお魚より安価な植物性たんぱく質で、たんぱく質含有率をかさ上げしてることもあるので注意が必要です。☆☆保存料、酸化防止剤についてほとんどのフードには、フードが傷んだり、酸化して香りが落ちたり、栄養分が損なわれないように、また、保存のために合成添加物が使われています。これが厄介者だったりします。成分表の最後の方に記載されているので要チェックです。BHA,エトキシキンは発がん性が報告されてます。BHTも、肝臓、腎臓に負担がかかると言われてます。ビタミンC、トコフェロール(ビタミンE)、ローズマリーなどは安全だと考えられています。☆☆着色料、発色剤について犬も猫も、フードの評価を色ではなく嗅覚で判断するので、本来着色料は不要です。着色料の入ったフードを食べた猫の便が緑や赤でまるでクリスマスみたい!なんて話を聞いたことがありますが、笑い事ではなかったりします。食用赤色3,104,105,106号、食用青色4,5号には発がん性が報告されてます。発色剤の亜硝酸ナトリウムも、血液を酸化させたり、アレルギー性、発がん性が報告されてます。☆☆まとめると1.成分表の最初、できれば三番目くらいまでがお肉やお魚の名前が書いてある成分が入ってるものを選ぶとよい2.ライフステージや体質により注意すべき成分はしっかりチェック!3.保存料は安全なものか確認する!4.着色料が入ったフードは避ける!こんな感じでしょうか。でも、いくらオーナーが吟味してもわんちゃん猫ちゃんが食べてくれないと意味がないですが、人間と違って毎日同じものを食べるペットにはできるだけ合成添加物のないものを選んであげましょう。一番怖いのは、合成添加物の蓄積による疾患です。アカナ ランチランド340g 穀物不使用ドッグフード【あす楽対応】【HLS_DU】(ペット ペットグッズ ドッグフード ドライフード 全ステージ対応犬の餌 バランスフード わんこ 健康 いぬ イヌ 食事)肉含有量が多く、小麦、トウモロコシ、グルテン不使用のアカナのドッグフードもあります。ちょっとお高いですけど、活動量の多いわんちゃんにはオススメ! オリジン・アカナ 切り替えキャンペーン340gサイズ 20%OFFオリジン 6フィッシュ猫用(全猫種用)340g 多種多様な新鮮なお肉やお魚の含有量が高く、低炭水化物で生物学的な適正さを求めたオリジンのキャットフードは、活発な子や、秋から冬にかけて脂肪を蓄える時期にうちも出してます。☆☆最後までお読み頂き、ありがとうございました!わんちゃん、猫ちゃんの健康な食生活の一つの指針になれば幸いです。にほんブログ村ネコの病気・健康 ブログランキングへ