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カテゴリ:お酒アラカルト
年明けから、あらゆるものの値上げがじりじりと続き、 家計をあずかる身としては身も細る思い。 少しは細ったほうが健康にはいいのかも....って そういう話じゃない.... 日毎、スーパーに行くたびに背筋が寒くなるし、 お財布も凍りつく.... 4月からの焼酎値上げが取り沙汰されてるけど、 今回の値上げの主原因は 租税特別措置法で定められてた優遇措置の期限切れによる.... 但し、この優遇措置は中小酒造事業者を対象としたもので、 大手にはカンケーない話。 あのぉ~、中小酒造業者ってどういう意味でしょうか? 単純にいうと年間出荷量が1300kl以下の酒造業者のこと。 一升瓶換算で72万本っていうところかな.... 72万本ってものすごい数だと思うけど.... しかも、これはビール、清酒、蒸留酒などの各品目ごとの計算になるから、 現実的には大多数の蔵元さんが該当することになる。 で、この優遇措置ってのは本来決められてる税金を 少し負けてあげましょうってことだったわけ。 それがこの3月31日で期限切れ~ってこと.... 平成20年度税制改正大綱案にはその期間延長が組み込まれてるけど、 国税庁は今、例の暫定税率の問題でごった返してる感じ~ (金曜日に電話した段階でまだ決まってないってことだった) 平成19年度中に制定されればいいんだけど、アト1日じゃねぇ.... なんか、話が難しくてよくわかりませ~ん! 難しくするのが税金の上手な集め方~! だから、図にしてみたよ。 絵自体はかなりアバウトだけど、ご勘弁! 何しろ、銘柄ごとに価格が違いすぎて、だから、一応の目安ね。 上の数字が本来の酒税額、 赤い数字が軽減されてた税額。 実際には原油も上がりっぱなしだし、 造る上で関わってくるさまざまなコストは下がる気配なし... 円高っていったってそれもどうなることやら.... 要は値上げするしかないと.... 小市民としては値上がりするのがわかっていても、 資本力がないから、買い溜めもできない.... はぁ....年間所得が低い家にも優遇措置がほしいものだワン! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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