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旧・茶々吉２４時－着物と歌劇とわんにゃんと－

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2006年09月の記事

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こんなの当たりました

今朝、私宛に荷物が届きました。はて、ネット通販で買い物をした覚えがないのだけど…差出人は「得得うどん」ますますわからない。結構重たいけどナンだろう？開けて見たらカレー皿５枚セット。しかも可愛いつづらに入っています。同封された書類を見て思い出しました。先月、得得うどんで食事したとき「カレーキャンペーン」っていうのをしていたんです。アンケートに答えると何か当たるというから軽い気持ちで書いたのでした。私は得得うどんの「カレーなんばん」がお気に入りなんです。月に一度くらいしか行かないのですが、散々迷ったあげくいつも頼むのはそれ。（真冬には豚肉と白菜たっぷりの「とんさいうどん」も捨てがたい）そういうことを書き足したのが良かったのかしら？それにしても…物が当たるって嬉しいものですね。(^O^)懸賞生活してみようかな。

2006.09.29

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宝塚南口の美容院へ

今日はカットと毛染めです。本当は、宝塚の生徒さんがうろうろしている昨日、水曜日に予約していたのだけど、親戚に不幸があり行けなかったのです。でも、行ってみたら隣の席に、娘役さんが座られましたし途中で月組の美鳳あやさんがかつらの打ち合わせに来られましたよ。隣に座られた方、おおっ、と思ったのですが、真横なのでまじまじ見られず。月組の方だと思いますが誰だったのかなぁ。（帰られてから「あの人どなた？」って聞こうかと思ったけど、これからもこの美容室に通いたいのでやめました）今現在の髪色は金髪なんですけど、それをまた染め直すとか。ぱっと見ただけでもかなり髪の毛が傷んでいるので「え？まだその上に染め直すの？」と他人ながら心配になりました。担当の美容師さんも「あらまぁ、なんだかねぇ」ご本人も「そうなんです。ひどいでしょう」これって職業病ですよね。私の毛染めは、白髪染めです。若白髪の家系なのか20代前半ですでに白いものがちらほらしていました。最近はものすごく大量に。いっそ早く全部白髪になったら佐伯チズさんみたいにするのになぁ。お会計の段になって、担当の美容師さんに「領収書きりましょうね」といわれる。？と思ったけど「司会をなさっているんだったら、確定申告のときに経費として落とせるかもしれませんよ」OH!!!そうかも。今更気がつくとは遅すぎるけど、やってみます。芸能関係の方は、お芝居やミュージカルのチケット代金も職業スキルを磨くための経費として認められることもあるそうで。私、今ほとんど経費をあげていないので、図書とかもっと考える余地がありそうです。そうそう、今日はカールがよれよれになった娘役さんのかつらのメンテナンス風景も見せていただきました。面白かったです

2006.09.28

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新庄さよならセレモニー　涙しました

まずは、本日も阪神タイガース勝ちました。試合終了のあと「あの」井川が泣いているのを見てちょっとびっくり。どんな涙なんだろう？そういえば今日はバッターボックスでも、いつもとは違い打つ気を前面に出していたし。改心したんだろうか？ケーブルテレビのチャンネルを、阪神VS広島、中日VS横浜、日ハムVSソフトバンクと、カチカチしながら見ていたのだけど、均衡を守っていた横浜がガクッと崩れたので「もういい！だから横浜は頼りにならん！」と怒りながら日本ハムを見守ることに。日本ハムファイターズファンのみなさん、レギュラーシーズン優勝おめでとうございます。阪神ファンの私としては、坪井と新庄が行っているので、とても親しみを持っています。坪井の応援歌のファンファーレもタイガース時代のものを引き継いでくださっているとも聞いています。それだけでもなんて良い人たちなんだろうと感動。破天荒な新庄、今日もまた背番号をプロ野球スタート時に変更、それを許可する日本ハム、すばらしい柔軟性。柔軟といえば、新庄のさよならセレモニーも今まで見たことがないようなものでしたね。新庄の野球人生ダイジェストがスクリーンに上映され、そのあと、新庄から直接話があるのかと思ったらリストバンド、ユニホーム、グラブを置いて退場…ひえー、こんな終わり方あり？とびっくりしました。まるで舞台にマイクを置いて立ち去った百恵ちゃんみたい。（山口百恵さんです。念のため）かっこいいなぁ、新庄。そして、こんな舞台を用意してくれる日本ハムという球団に再び感動しました。新庄の人徳かもしれないけど、幸せ者ですね。いつも明るい新庄が涙を流していましたね。私はこの引退に、何か別のわけでもあるのではと、いまだに思っているのです。新庄の涙を見て、よけいにあれこれと邪推してしまいました。私も阪神タイガース時代の新庄を思い出しながら惜しんでいます。野村監督の長い説教のさいちゅうに「すいません、続き明日にしてもらえますか？難しすぎていっぺんにはわかりません」なんて言って、さすがのノムさんを苦笑いさせたこととかにっくき巨人戦、９回敬遠のボールを思いっきり叩いてヒット、さよなら勝ちしたこととか。あー、思い出すと泣けてきました。こうなったら阪神タイガースVS日本ハムファイターズの日本シリーズを是が非でも実現させたい！日ハム、頑張れ。もちろん私たち（阪神タイガース）も逆転優勝です！

2006.09.27

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パキスタンのおみやげ

昨日ご紹介したパキスタンからのお客人から、お土産をいただきました。可愛いでしょう？ちょうど化粧ポーチに良い大きさなので、さっそく今日から使っています。

2006.09.26

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ウールの普段着でホームパーティ

パキスタンからのお客様を囲んで、ホームパーティです。お二人は国外の人だから目隠ししてませんが…なんだか取り囲む私たち、全員ピンクのサングラスって怪しい感じですねぇ。メンインブラックのピンク版みたい。本日の着物はウール。単です。お友だちのお母様からの頂き物ですが、一度もお召しにならずにくださったみたいで　しつけが付いていました。ちょっと黒っぽい赤に黒い細い格子縞。帯は白に見えるシルバー。後ろには小さな花模様。窓を開けていると涼しくて、やっと着物が着易い季節になってくれたと実感しました。

2006.09.25

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うぉー！中日と３ゲーム差にまで！

巨人を４：１で下したと思ったら、中日はヤクルトに４：１で敗れました。この偶然をなんと見るか？！もちろん私は逆転優勝への吉祥と受け取ります。これでゲーム差は３ですが、週末甲子園での中日三連戦は阪神タイガースが全部いただくことに決まっているので実質ゲーム差はないのです！！今日までは心の中にしまっていたけれど、今日は声を大にして言いますよ。阪神逆転優勝だぁ！私は３０日、甲子園でじかに応援する予定です。あ～嬉しい。

2006.09.24

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「フラ・ガール」

今日からロードショー開始の「フラ・ガール」を見ました。実話を基にしたストーリーは…昭和40年、福島県いわき市。炭鉱の町。「黒いダイヤ」と呼ばれて掘れば掘るだけ儲かっていた時代は終わり、石炭はガソリンに取って代わられ、炭鉱は閉山の危機に。炭鉱夫とその家族の生活を守るため、炭鉱会社はヤマの地熱と温泉を利用してハワイアンセンター建築を計画。その目玉は炭鉱の町の娘たちで結成されるフラ・ダンサーたち。「ヤマが閉山の危機なのに、裸踊りでへらへら笑ってどうする！」「だいたいこんな寒いところにハワイなんか出来るわけない！」暗い炭鉱で死の危険と隣合わせの仕事を誇りにしているヤマの人間たちにとって、ハワイアンセンターは大量リストラをごまかす会社側のまやかしとしか思えない。そんななか、ダンサーの教師として招聘されたのは元SKDのスターだったというプロのダンサー。SKDのスターだった彼女がなぜこんなところに？沈み行く炭鉱と同様、彼女にもいろいろと事情が。閉塞したヤマの生活から抜け出したい、何か変えられるかも…という思いでやってきたたった４人の少女たちからこの町が変わっていく…。笑いました。泣きました。まぁジャンルで言うと「ウォーター・ボーイズ」「スィング・ガールズ」と同じだとは思うのですが、ストーリー以前、時代背景が胸に迫ってくるんです。昭和４０年代、日本人って皆けなげだったんだなぁって。炭鉱にしがみつくように生きることしか出来ない人、新たな仕事に活路を見出そうとする人、立場はいろいろあるけど皆それぞれ頑張っている…。私は昭和４０年代は子供過ぎてよく覚えていないところもあるけど「わかる！！」という部分も多くて、もう途中から涙、涙。配役も面白い。南海キャンディーズのしずちゃん。色物としてキャスティングされているのかと思いきや、意外とシリアスで良い味でていました。主役の蒼井優ちゃん、バレエをやっていただけあって、動きがキレイです。松雪泰子もバレエやっていたんですよね。場末に流れ着いたわけありの元SKDスター、雰囲気出ていました。がんばって踊っていましたしね。ワキを固めている俳優もいいです。炭鉱の男からハワイアン・センターの所長に変身する岸部一徳。毎度ながらうまい。夫をヤマで亡くしたあと、息子（豊川悦司）娘（蒼井優）を育て自らヤマに入って働く母を演じる富司純子。本当にすごい。私の子供時代、富司さんってきれいきれいな女優さんだったのに　りっぱな母ちゃんでした。若干ギモンだったのは、トヨエツ。炭鉱の危機を直視できず、今一生懸命に働くことしかないような男性役。頭で考えることより感情でつっぱしる人情たっぷりなお兄ちゃん役なんだけど、この役はキャラに合っていない気がしました。ま、いいんだけど。昭和をご存知の方、昭和を生きてきた方、ぜひご覧ください。なんてことない映画ですが、懐かしさだけでも胸はいっぱいになるはずです。最後に。フラ・ガールたちは皆東北弁なんですけど、夫がぼそっと「かわいい」ってつぶやいていました。確かに。

2006.09.23

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着物で京都へ

今、京都文化博物館で「マリア・テレジアとシェーンブルン宮殿展」が行われています。（１０月９日まで）招待券を２枚もらったので、友人と出かけることにしました。お互いのスケジュール調整で、１０月に。せっかくだから着物で行こうということに。うほほーい。楽しみ。さっそく「くるり京都」を買って、京都に行くぞ気分を盛り上げる私。友人は「ちょっと派手な感じの着物で行く」とのこと。よーし、私も派手めで行こう。ちょうど１０月１日から、「きものパスポート」が発行されます。これをもって着物で京都をうろうろするとお得なことがいっぱいだそうで。あー、楽しみ。晴れますように。

2006.09.22

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「平松昭子の着物事件簿」

タイトルを見ただけで思わず購入。中はほとんど漫画（イラスト？）なのでものの10分ほどで読み終わりました。私は平松昭子さんの絵、小汚い（すみません！）ので嫌いだったのですが、彼女が着物にはまっていることを知りちょっと好きになりました。おまけに、着物道を驀進する間に発生する「事件」の数々を読んで「わかる！！」と共感。一番笑ったのは、京都で着物を着て過ごそうと、友人と乗り込んだものの、翌日着る着物の用意をしていて長襦袢に半襟を付けていないことに気がつく段。「糸を持っていない！どどど、どうしよう」と焦る平松さん。友人の目が光る。「あら、あなたのお着物、しつけがついているじゃない。これを使いましょう」そしてスルスルと仕付け糸をほどいていく。ほほーーーナイスアイディア。いつも捨ててしまっているけどあれだって絹糸ですもんねぇ、と感心しきり。ところがまだ続くのでした。焦って縫い付けた半襟、シワが寄りまくって「餃子状態」（本文から）この餃子が時間がたつにしたがって、より「餃子」っぽいヒダヒダに。平松さん、餃子が気になるあまり、このときの京都の思い出がさっぱり抜け落ちているそうです。笑いました。ハハハ！私も初めて半襟を縫いつけたときには、1時間もかかった上に、プチ餃子状態でしたもの。着ている間じゅう、指でしごいてなんとかシワをとろうとしていましたっけ。この本、着物にはまってしまった人が読むと、自分の過去と照らし合わせて、ものすごく面白いと思います。

2006.09.21

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和装用ウィッグ　購入ページに掲載されてます

９月７日と１０日、紬の着物を着たときに　ウィッグを付けてみたのが大変好評。自分でも大満足しています。そして購入した楽天「アゼリア」さんのページに紹介されました。上の写真をポチっとクリックしてみてください。実は、あんまりにも好評で嬉しくって、アゼリアさんにお礼のメールと写真を送ったんです。押し付け読者モデルですね。（＾＾；）お値段バレバレですが、お手ごろ価格なのに商品の質が良くて「いかにも　付け毛」って感じがしないんですよ。地毛ではシニヨンなどが出来ない方も、これなら簡単です。私は今後、洋服のときにも活用したいと、他の商品もじっくり検討中です。

2006.09.15

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東京「ファントム」の観劇スタイル

昨日の東京宝塚劇場　花組公演「ファントム」終演後、斜め向かいの帝国ホテル前でパチリ。朝、大阪から着てでかけ、ヘロヘロ状態です。着物のほうも、単でお出かけ着はこれ一枚しかもっていないのでまさに一張羅。アップするのが恥ずかしい気もしますけど…

2006.09.11

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東京「ファントム」観劇(着物で日帰り強行軍）

歌唱指導・楊淑美さんと花組ファントム東京公演の３時３０分観劇。本日はテレビ関係の方も多く、客席も華やかでした。中でも扇千景さんと坂田藤十郎丈ご夫妻は人目をひいていましたよ。さて今日で花組ファントムの見納めになるだろうと、オペラグラスを使わず全体を見ることにしました。やはり音楽性の高さが感じられる公演でした。東京のお客さんと宝塚のお客さんって微妙に反応が違うのもおもしろいですね。特にフィナーレナンバー、ほほう、ここで熱く拍手するのか、なんて思いながら楽しみました。楊さんはファントムは歌唱指導していませんが、今の星組公演「ネオ・ダンディズム」のほうは担当していて、改めてトウコちゃん（安蘭けい）の歌のうまさに感動したそうです。私も激しく同感。それからフィナーレでトナミ（白羽ゆり）を腕一本で回すわたるくんについて「平気そうにやってるけどアレは痛いのよ。」と元男役経験者としていたく同情されてましたね。きれいなリフトは星組の伝統だし、ファンはうれしいのですがね。そうそう、ずばりカシゲちゃん（貴城けい）と　るいるい（紫城るい）のお披露目即退団について聞いてみました。「本人の意志なの？本当のことは言えない？」と聞いたら一言「歌劇団の決定でしょ」そうなの？！ヒドイ！そこで思い出話に。楊さんが碧海蓮として舞台にたっていた頃の花組トップはペイさん（高汐巴）。「ペイさんって結局５年トップスターだったんだよ。当時ってそれくらい勤めるのは当たり前だったもんね。ナツメさん（大浦みずき）が２年。膝を痛めたせいもあるけど、そのあたりからトップの退団が早くなった気がする」「それも良し悪しだね。もし今みたいにサイクルが短かったらルコさん（朝香じゅん）絶対トップになっていたよね」「間違いないよ！！！それに娘役だってどれほどいたか。華陽子、香坂千晶、水原環、サッチン（楊さんの同期　詩乃優花）だって…娘役の宝庫だったのが、どの人もトップになれずにやめちゃったもんね。」本当にねぇ、今思うと高汐→大浦時代の花組って人材が豊富でした。その後の男役トップのほとんどが当時の花組出身だし。ま、昔を懐かしんでばかりいても仕方ない、時代によって変化する宝塚をこれからも応援して行こうと誓う私なのでした。さて、今日は別行動で夫も東京に来ておりまして、そのあと合流。有楽町の沖縄泡盛の店で軽く食事をして「のぞみ」で帰阪。私は結局着物（７日と同じ）で行ったのですが、さすがに丸１日着物で、しかも新幹線などで移動するのはかなり　しんどくてこたえました。暑くて汗びっしょりにもなって、見栄えも悪かった気がする…。昔の人って平気だったのかなぁ。それにしても、たまには東京公演も楽しいなぁと思った私です。

2006.09.10

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七緒　Vol.7　届きました

さて、昨日宝塚から帰ったらポストに「七緒　Vol．７」が。嬉しいなぁ。今回の特集は「着物がもっと、近くなる　京都へ」アンティーク着物のお店だけではなく、帯留、針・たとう紙・防虫香などなど着物周りのものを扱う京都のお店がたくさん紹介されています。行きたい！着物着てふらっと一人で。幸い私の家から京都までは１時間ちょっと。楽に日帰りできます。１０月か１１月のすっきり晴れた日に出かけてみたいです。

2006.09.08

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雨なのに着物で星組観劇

本日、星組「愛するには短すぎる」「ネオ・ダンディズム」観劇。昨日から雨だったけど、天気予報では昼から回復するという。着替え始めたときは曇っていただけなので、迷ったけど着替える。とーこーろーがー！出かけようと思って玄関を開けたとたんにザーザー。ぬぬぬ、今更着替えていたら間に合わない。しゃーないなぁ。よっぽど日ごろの行いが悪いんだわ。後姿です。買ったばかりのウィッグが今朝届いたのでさっそく使ってみましたよん。アップはこんな感じね。さて、観劇。１階０列（最前列）初体験、わくわく。もうすぐ開演…と思った瞬間、劇場内が真っ暗に。ヒャーという悲鳴があがりました。一緒に観た友人が「ファントム！」だって。まさにそんな感じ。1秒もしないうちに電気がつき、何事だったのかと思ったら「ただいまの停電に伴いまして、大道具などの作動をテストいたしますので、開演時間を遅らせていただきます。申し訳ございません」という場内アナウンスが。停電だったんだ。めったにないアクシデントを体験し、5分遅れての開幕。「愛するには短すぎる」笑いました。面白い！正塚晴彦の面目躍如。短くたたみ掛けるセリフ、しかも説明セリフではない日常会話のようなナチュラルさ。嫌いな人は嫌いかもしれませんがデビュー作「テンダーグリーン」以来大好きな私にとってはたまりません。特に良いのはトウコちゃん（安蘭けい）と未沙のえる。お調子者の脚本家志望の友人と、ブツクサ文句を言いながらも主人に仕える執事。ええ味出してます。柚希礼音くんが悪役なのも新鮮。一緒に観ていた友人などは「れおんちゃんが一生懸命悪役やっているのがかわいかった」だそうです。しっかり芯に近い役をやるようになっても私たちにとって　れおんちゃんはいつまでも弟みたいな感覚が抜けないですよね。私も内心「あのザネリをやっていたれおんちゃん、大人になったわね」とお母さんの心境でした。わたるクン（湖月わたる）も楽しそうだし、大作もいいけどこんな等身大の役も楽しいね。何しろ主役コンビと２番手がしっかりお芝居で絡むのを見るのは楽しいわ。いろんなエピソードもてんこ盛り、ラストは結ばれずに終わる初恋、その終わり方はちょいと疑問ではありますがまぁ及第点以上。「ネオ・ダンディズム」、花組　真矢みきの「ダンディズム」が印象強いのですが、さて星組はどんな風に見せてくれるのか？ワクワクしながら緞帳が上がるのを待つ。すると、おお、すでに大階段がどどーんと舞台に。そこに縦４列に男役がずらり。全員ブルーのチャイナスーツ（アオザイみたいでもある）「かっちょいいー！これぞ宝塚、これぞゴージャス星組っ！キャァー（内心の声）」わたるクンは白、トウコちゃんは紫、トナミ（白羽ゆり）は赤。鮮やかだ。（公演ポスターで着ていたものだと思う）しかし、一つだけ言わせて。ポスターを見たときも思ったのですが、あの衣装の胸元の龍の刺繍はいかがなモンでしょうか？良いんですか？私は好かんです。ないほうがすっきりすると思うけど。ま、それは良いとして、わたるクンが歌い始めたのは「Paradiso」「俺が抱き、お前が抱く、一瞬の永遠♪」来た来た来た！しびれるぅ。私これ、みきちゃん（真矢みき）の持ち歌だとずっと思っていたんですが、南佳孝の歌だったんですね。南佳孝には失礼ですけど、これ、絶対男役が歌ったほうがかっこいいです。今回もわたるクン→トウコちゃんのリレーで胸は高鳴りっぱなし。いいぞー。星組のダンディズム。個人的にはトウコちゃんの歌と　れおんちゃんのダンスに酔いしれました。そして感じたのは、わたるクンって幸せだなぁってこと。育った組でトップスターになり、いろんな役や作品に出会ってそして仲間に見送られながら退団できる幸せ、見送る私にも暖かいものがこみ上げてきました。思い返せば下級生の頃のやんちゃ少年のようだったわたるくん、なんだか不器用そうな男役さんだなぁと思って眺めていたのですがそれがだんだん　男役の度量、おおらかさに成長して見事に大輪の花となりました。人柄の良さが舞台からにじみ出ているスターさんだった。「ネオ・ダンディズム」もわたるクン退団をしっかり意識した良い場面がたくさん。星が流れていく場面で、最後に一人舞台に残ったわたるクンの後姿に涙が出ました。哀しい涙ではなく、こんな良い場面を作ってもらって、良かったね、の涙。皆に愛されているんだね。観終わって友人と「あー、楽しかった。来て良かった。見てよかった」と言い合いました。２階もお客さんほぼ満席だったしね。そうそう今日はOGご観劇デーだったのでしょうか？たくさんいらっしゃいました。古いところでは千城けいさん。あと星沙紀帆・夏目佳奈（漢字が違うかも）の同期コンビ。わたるクンの同期の奈津乃咲さん。皆さん細いわ。

2006.09.07

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かしげちゃん退団記者会見、るいるいも同時退団だって

昨日ショックを受けたかしげちゃん（貴城けい）トップお披露目公演での退団。本日の記者会見の様子をサンケイ新聞のWebで読みました。宙組トップに内定したときに決めたんだそうです。目標に到達したと満足したんだそうです。そうそうトップお披露目公演がサヨナラってチャーリー（匠ひびき）だけだったと思っていたら、ブンちゃん（絵麻緒ゆう）もそうだったんですね。思い出した…。今後はどうやら芸能界進出を考えている様子。それだったら若い方が有利と早く退団を決めたのもわかる気がします。相手役るいるい（紫城るい）もやめるんですって。これってブンちゃんとまひるちゃん（紺野まひる）と同じ状況ですね。本人の意思での１作退団のようだからまぁ私としても気持ちが収まったのだけど、それだったら宙組でなく生まれ育った雪組でたとえ１作品でもトップを勤め退団してくれたほうが見守る側としては満足できただろうに残念だなぁ。雪組、宙組の下級生もきっと複雑な心境でしょうね。宙組次期トップは同組から内定しそうなことが書いてありました。もしかしてそれはタニちゃん（大和悠河）のこと？！まだ早すぎませんか？私はかしげちゃんもタニちゃんも大好きで、新生宙組の並びを考えただけで嬉しかったくらいなんですけどそれでもタニちゃんが次のトップというのは複雑です。宝塚ってこんなにも使い捨てっぽいトップ人事で良いんでしょうか？

2006.09.06

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かしげちゃん（貴城けい）トップ披露がサヨナラなの？！

ショックです。かしげちゃん（貴城けい）来年2月の東京公演で退団ですって。なぜ？どうして？！宙組トップスターになったばっかりじゃないですかっ！！博多座の「コパカバーナ」でトップスターとしての公演は体験しているとは言え、宝塚大劇場と東京宝塚劇場での本格的なお披露目は今年末と来年早々。出し物も「維新回天・竜馬伝！」「ザ・クラシック」でものすごく期待していました。かしげちゃんはいつトップになってもおかしくない実力と美貌で満を持してのトップ就任。これからあんな役もこんな役もと期待していました。ノーブルな王子様系統、クールな悪役…それもこれも　もう叶わない夢なんですね。があああああ！トップ披露がサヨナラ公演なんてチャーリー（匠ひびき）が最初で最後だろうと思っていたのに。いや、トウコちゃん（安蘭けい）はもしかしたらそういう可能性があるかも、なんて思っていたのですけど、まさか　かしげちゃんとは。もしかして、かしげちゃんの実家ってお母様と元タカラジェンヌのお姉さまとが一生懸命バックアップして「貴城けい　トップ養成計画」みたいに頑張っていたのでいざトップになって燃え尽き症候群みたいになったの？明日、かしげちゃんが記者会見をするそうです。いったいどんな理由があるっていうのか、ぜひとも本当のところを教えてもらいたい。（無理だろうなぁ）ショックです。あさって　わたるくん（湖月わたる）のサヨナラ公演を大劇場で見るんですけど何だかなぁ。考えたらこの先しばらくトップスターのサヨナラ公演ですか？わたるくん、コムちゃん（朝海ひかる）、そしてかしげちゃん。淋しすぎますっ！

2006.09.05

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