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2005年03月19日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
戦争というものが、その国やそこに住む人々に
どれほど大きな影響を与えるのかは明らかである。
そして、その影響は幾世代にもわたり、その国の
状況そのものをも変える。
そうしたことを考えると「戦争」を扱った小説や映画
というものが、慎重に作られなくてはならないのは
当然であろう。
出来あがった作品については、反戦か戦争賛美かを中心
に常に意見百出であるが、そうした結論よりはむしろ、
そこに至る作家の思考プロセスこそが大事である。
こうの史代は、「夕凪の街 桜の国」を作るに当たり、
広島の過去について多くの調査を行い、
関係者にインタビューを行うことによって必然的に
あのような作品になったのであろう。
一方の樋口真嗣監督は、「ローレライ」を映画化するに
あたり、戦争をゲームの駒の前に現れた自然災害のような
障害という程度の認識しか持たなかったようだ。

「ローレライ」の樋口真嗣監督は65年生まれ、
「夕凪の街 桜の国」こうの史代は68年生まれ
で、共に同世代であるが、戦争に対するリサーチ力と
思考の深さの差は明らかだ。
その差が、作品の差となっているのではなかろうか。







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最終更新日  2005年03月19日 00時05分39秒
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