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テーマ:映画から何かがはじまる(570)
カテゴリ:実録・連合赤軍
映画「実録・連合赤軍あさま山荘への道程」のエピローグでは
あさま山荘事件後の赤軍兵士たちのその後が字幕と共に語られ る。それは2001年の重信房子の日本赤軍解散まで語られるが、 ここには赤軍を中心とした動きしかない。 世間では「連合赤軍事件」と呼ばれながらあれだけの衝撃と影響 を与えながら、その後、これらへの言及や動きは全くない。 私は、この映画のエピローグを見ながら、そこに日本社会の不健 全さを強く感じた。それは、連合赤軍事件、いやあの全共闘運動 自体もまるでなかったかのようにふるまう人々とその時代の空気 である。もちろん、私もその一人である。 「勇気がなかった」のは、連合赤軍の若者たちだけではなく、日本 のすべての人々である。 まるであの事件などなかったかのような70年代後半以降の日本とい う社会の不健全さ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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監督のトークと二つTBを送らせていただきました。
やはりあの映像をいい媒体にして、こういう運動を徹底的に取りしまる風潮に上手く利用した、という感じがしてなりません。それが70年代以降の不健全さにつながっているような。 (2008年07月14日 10時31分52秒)
私はあの事件がなかったかのように扱われたのではなく、常にまるで左翼=暴力集団のように「大声で」扱われていたという印象があります。
このような映画があと30年早くできていたら、つまり、彼らのつまらないプライドなんて捨てて、ありのままのあったことが広くいきわたっていたら、と悔しい思いです。ここで起きたことは決して特殊なことではなく、部下を何人も自殺させたり、うつ病で退職させたいろんな会社の部長、常務、社長さん、あなたたちの問題なのですよ、といえたはずなのに。残念です。 (2008年07月14日 13時10分18秒)
1.組織間の縄張り争いと成員間のコミュニケーション不全である。
それと同じことは「実録・連合赤軍」でも描かれる。 2.連合赤軍事件、いやあの全共闘運動 自体もまるでなかったかのようにふるまう人々とその時代の空気 60年代に学生運動していた人たちに最近、お会いする機会が多く、その中でこの二つをいつも感じています。単純に原発反対を唱えている人たち、昔から運動してきた人たちとの間で。なぜ、一般の人たちにこの運動が広がらないか?わかるような気がします。 (2008年07月14日 23時33分36秒)
コメントをありがとうございます。
>60年代に学生運動していた人たちに最近、お会いする機会が多く、その中でこの二つをいつも感じています。 ぼたんの花さんが感じられているこの二つのこと こそ、連合赤軍事件をひきおこした要因だと思い ます。これは連合赤軍独特のものではなく、 社会全体のものではないかと思います。 KUMA0504さんのコメントの内容にも通じることでは ないでしょうか。 このことはもっと考えてみます。 (2008年07月16日 08時08分14秒) |
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