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2008年12月31日
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まず、冒頭に日本語による図解解説がある。おそらくこれは
日本版だけのサービスであろうが、平板な解説ではなく、要領
よくしかもこれから始まる物語への期待を高めてくれる。
それがあるからというわけではないが、物語の展開は非常に判り
易い。前半は主要な登場人物の一人一人を見せ場たっぷりに紹介
してくれる。考えてみれば、登場人物の一人一人が映画一本作る
ことが出来るくらいのキャラクターとエピソードを持っているの
で当たり前である。
それら状況と人物紹介の部分が前半で、さて、これからいよいよ
赤壁の戦いへというところで「PART1」は終了し、次の「PART2」
をお楽しみにとなる。物量だけでなく、構成も実に贅沢。
軍隊の様々な陣形を俯瞰で見せてくれるシーンは見事。
戦闘シーンでたびたび登場するスローモーションはやや飽きるが
それでもこの映画、スペクタクル映画としては合格点であろう。
しかし、この映画を見終わって何かが足りない。それは物語が完結
していないからというものではない。
ある「濃さ」や「こく」のようなものが感じられないのだ。それは
ジョン・ウーがどうしてもこの映画を撮らねばならないという情念
のようなものだ。
かって「1900年」に圧倒されて、そのようなエネルギーを期待し
て「ラスト・エンペラー」を見たときの軽い失望感のようなもの。
それをこの映画でも味わった。

(この映画が2008年最後の鑑賞)





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最終更新日  2008年12月31日 13時58分55秒
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