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カテゴリ:作品レビュー(日本映画)
「我が至上の愛 アストレとセラドン」と「鴨川ホルモー」と
を比較するのは無謀なことかも知れないが、やってみよう。 「我が至上の愛」は、主人公の二人の職業が羊飼いという設 定だけで、物語の世界には実生活感がない。そこへニンフが 登場したりで、どうかするととんでもない「おバカ映画」に なってしうまうところをロメールの「恋が世界を動かす」と いう哲学によるぶれない演出で見事な恋愛哲学風の恋愛喜劇 におさまった。 その一方で「鴨川ホルモー」は、最初から「鬼」やら「それ を操るサークル」やら「その関連の儀式」などが堂々と設定 されておりながらも「おバカ映画」にすらなりえていない。 もっとナンセンスをと言いたいところであるが、監督をはじ め作る側は、そのナンセンスさを避けて、それゆえ凡庸な作 品になってしまったのではないか。実は、この作品はもっと 「ナンセンス充満のおバカ映画」に徹すべきであった。 それにしても、この映画、どんな観客をターゲットに作られ たのであろうか? 栗山千明は魅力的ではあったんだけど・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月02日 11時04分00秒
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