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2009年05月11日
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一人の給仕人を通して描くチェコ現代史を描くという
この作品の試みは成功していると思う。
物語全体はユーモラスに、シャープに展開する。現実
の歴史を背景にしている年代記であるが、リアリズム
による物語というより一種の法螺物語という趣向であ
る。ユーモアがあるからこそ、チェコが翻弄される歴
史の残酷さが際立つ。そして国家というものがいかに
グロテスクなものであるかが実に見事に語られる。
民族が国家を形成することが持つグロテスクさが描か
れる。
法螺物語でひとつの時代を描いた映画として「フォレ
スト・ガンプ」という作品があったが、あの作品がい
かにダメな作品かは、この「英国王給仕人に乾杯!」
という映画の登場によって明白になった。
日本映画がこのような作品を生み出すのはいつになる
のであろうか?






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最終更新日  2009年05月11日 00時13分55秒
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