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カテゴリ:作品レビュー(中国、香港、韓国、台湾)
この映画は従来の我々がよく知る韓国映画の持ち味から
大きく離れているような気がする。 もちろん韓国映画の全貌を知るわけではなく、日本で公開 された作品の一部しか見ていないで、このような判断は、 本来はよくないのかも知れないが、その暴挙に近いことを あえてやってみたい。 「グッド・バッド・ウィアード」には韓国映画によく登場 する「南北分断の悲劇」や「権力への抵抗」というものは 全く感じられない。かっての支配者である日本軍が登場す るにもかかわらず、それは全く感じられない。ここでの日 本軍はアクション映画の中の単なる悪役でしかない。 「続・夕陽のガンマン」がアメリカ西部劇のイミテーショ ンから脱却した本格的な西部劇として登場したように、こ の「グッド・バッド・ウィアード」は従来の韓国映画のテ ィストを捨て去り、インターナショナルな娯楽作品として 作られたのではなかろうか。 「続・夕陽のガンマン」がよく出来た作品であるにも関わ らずマカロニ・ウエスタンのファンからはさほど高い評価 を受けていないように、この「グッド・バッド・ウィアー ド」があまり大きな話題になっていないのも、もしかした らそこに原因があるのではなかろうか。 そのことが今後の韓国映画にどのような影響を与えるのか、 それは非常にスリリングな期待でもある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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