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カテゴリ:作品レビュー(日本映画)
雪穂が幼い時期に過ごした再開発からも取り残されたような
スラム街。昭和55年には、まだ戦後の貧しさを残した地域が 残っていたのか。 ざらついた画面や褪色したような色調が、その貧しさを更に 引き立たせる。 その中で悲惨な幼児期を過ごした雪穂と亮司の物語。 これは復讐の物語というより、二人が表裏一体にならないと 生きていけないと自覚した二人の悲劇的な人生を描いた物語 である。二人とは言うが、実際には亮司の側の思いが強かっ たと思われる。 最後、「私は知らない」とつぶやきつつ、栄光の場へと歩む 雪穂の表情に、これからは一人で生きていくという決意の凄 みが出ていれば、これはもっと優れた作品になったのではな いかと思う。堀北真希という女優には、まだそこまでの力は なかったということだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年01月30日 01時21分06秒
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