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2011年05月04日
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映画が始まって、この映画が松竹配給であることを知る。
考えてみると、日本映画が地方都市に独自の映画館ではなく
シネコンで上映されることになって以来、個々の作品に映画
会社の個性が感じられないのである。この映画会社の個性の
喪失は80年代あたりから見受けられ出し、シネコン登場以降
は、ほぼ完全にその状況が定着した。
松竹映画といえば、「家族」が重要なテーマ。この作品は伝
統的な松竹映画のイデオロギーを更に深く考察し、あるいは
別の角度から皮肉な見方をした内容と言えよう。
「母親とは何か?」、「家族とは何か?」というテーマの考
察である。

物語の舞台が小豆島になって、この部分がこの母子の最も幸
福な一時期であったことが描かれる。ここでは「二十四の瞳」
が思い出され、そして育ての母との旅の描き方、その追想は
まるで「砂の器」である。
こうして松竹映画を代表する2作品を隠し味にして、オマー
ジュを捧げつつこの映画は展開していくが、この映画の題名
は「母なる証明」(同名の韓国映画の傑作があるが)が最適
ではないかと思った。







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最終更新日  2011年05月04日 08時03分28秒
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