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カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
バレエ「白鳥の湖」では、オデット(白鳥)とオディール(黒鳥)は同じ
バレリーナが演じている。衣装が、オデットが白で、オディールが黒と示 すように、二人の性格は正反対であり、全く性格の違う2つの役を一人で踊 り分けることはバレリーナにとって大変な困難である。その困難を乗り越え て観客に感動を与えるからこそ価値があるというものであろう。 映画「ブラック・スワン」では、その難業に挑むバレリーナの精神的な葛藤 に主眼を置いているが、バレリーナのリアルな世界と「白鳥の湖」という 虚構の世界の二重構造と見ることも可能ではないか。 オデットを白鳥に変えてしまう悪魔ロッドバルトは、現実の世界では舞台監 督のトマスがその役目に相当する。 そうなると、虚構の世界の結末も、現実の世界の結末も共に「死」であるこ とは容易解釈できる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年05月17日 07時28分26秒
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