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2011年04月03日
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カテゴリ:PCハードウェア
4/9記:現在低解像度などを含めてデータを取り直しているのですが、この記事を書いたときは設定の間違いなどで不適切なデータになっている可能性が高いことが判明(とくにCUDAが極端に不利になっていた)。データが揃ったら新しい記事をアップしますのでご了承ください。

先日のノートの話に続いて、いよいよデスクトップのSandy Bridge環境を導入しましたので、ご報告。

CPUについては、人気のCore i7 2600Kと、TDP35WのCore i3 2100T、それと間を取ってCore i5 2400を入手。タイトルのとおり、今回の目玉は省電力のCore i3 2100Tなんですが。i3 2100Tを評価するためにわざわざi7やi5も購入するという。なんという無駄遣いという感じですが、これはこれで使う予定があるので。。。
メインボードはASUSのP8H67-M LE。ここ数年はGIGABYTEのマザーばかり使っているのですが、ちょっと浮気してみました。
あと、今後構成は変える予定ですが、とりあえずメモリ4GBx2と64GBのSSDに2TBのHDDというごくフツーの構成。OSはとりあえず、Windows 7の32bit版にしてみました。

で、早速、「TMPGEnc Video Mastering Works 5製品版」でのエンコードを。ソースは前回使ったのと同じもので2分間分のtsファイル。比較のためにGeForce GTX470(ディスプレイ接続なし)とSpursEngine(PxVC1100)も突っ込んでます。ただ、今回はCUDAのフィルタ処理は有効にしても使われない状況でした(フィルタはインタレ解除とサイズ変更だけ)。

今回は、前回と同じ1280x720へ変換のほか、サイズ変更なしで1440x1080のままのトランスコードもやってみました。並べて書きます。カッコ内はエンコード時に指定するビットレートです。ちなみにIntel Media SDKの画質設定は「標準」。細かい設定はデフォルトです。

なお、SpursEngineでエンコードするときは最大ビットレートを平均ビットレートの1.5倍以内にしないとファイルが巨大になるかもというワーニングが出ましたが、無視してます。最大ビットレート変えてやってみましたが、エンコード時間への影響はほぼ無視できるレベル。ファイルサイズも大して変わらない感じです。

結果です。今回はx264はテストしていないので、CPUだけ記載しているのはIntel Media SDK Hardware (Quick Sync Video)です。

■1440x1080サイズ変更なし (平均8M 最大16M)
Core i7 2600K : 51sec
Core i5 2400 : 52sec
Core i3 2100T : 64sec
Core i7 2600K+CUDA : 72sec
Core i3 2100T+CUDA : 109sec
Core i7 2600K+Spurs : 64sec
Core i3 2100T+Spurs : 74sec

■1440x1080→1280x720 (平均4M 最大8M)
Core i7 2600K : 76sec
Core i5 2400 : 78sec
Core i3 2100T : 114sec
Core i7 2600K+CUDA : 75sec
Core i3 2100T+CUDA : 125sec
Core i7 2600K+Spurs : 74sec
Core i3 2100T+Spurs : 92sec

さて、結果を見ると、サイズ変更なしの場合はSandyが圧倒的で、CUDAは残念、SpursEngineはSandyには負けているけど健闘している感じです。i7 2600Kとi5 2400の差はわずかなのに対し、i3 2100Tが2割以上落ちるのが面白いところです。HD Graphics 3000と2000での差は出ないようですが、CPU処理分の差なのか、実際のグラフィックコアのクロックの違いなのか。i5 2400とi3 2100Tのグラフィックの最大コアクロックはスペック上は同じなんですが。

次に画像サイズを変更したときですが、ここではi7 2600K,i5 2400とi3 2100Tの差が1.5倍と大きくなりました。ここは前処理のCPU処理の差でしょう。また、i3 2100T+SpursEngineがi3単体(内蔵)よりも速くなってます。サイズ変更がハードウェア処理になる強みでしょうか。CUDAはCPU単体とあまり変わらない結果に。また、i7 2600KのときはSpursEngine、CUDA、内蔵とほぼ同じ結果になりました。ちゃんとCUDAやSpursが使われたのか疑ってしまうような。

ということで、GTX470のCUDAエンコードはほぼ不要状態。今回エンコードしてみて、以前より画質はかなり改善した感があるのですが、消費電力に見合う速度ではありません。フィルタ処理は今回使っていないので、そこにメリットが見出せる人向けですね。組み合わせるCPUはi7とかの強力なCPUでしょう。SpursEngineはやや中途半端な感じになってしまいましたが、サイズ変更してトランスコードする場合、CPUが非力でもそこそこのパフォーマンスが出るので、そういう用途には向いていそうです。プラットフォーム変更の予算がないとかで、LGA775のデュアルコアCPUやSocket 1156のデュアルコアi3やi5あたりと組み合わせるにはよさそうです。

i3 2100Tはやはりパフォーマンスで劣りますが、サイズ変更なしなら十分でしょう。消費電力あたりの性能では抜けているんじゃないでしょうか。サイズ変更する場合はピーク電力は下がりますが、エンコード時間が長くなってしまうので、トータルの消費電力では不利かもしれません。

i5 2400は今回のテストではi7 2600Kとほとんど変わらなかったので、コストパフォーマンスではこれが一番ぽいです。TDP65Wの2400Sも試してみたかったですね。

私の場合、最近カット編集とかトリミングとかサイズ変更とかの設定をするのが面倒なので、とりあえずトランスコードでデータ量だけ小さくしておくとかやろうかなと思っているのですが、そういう目的にはCore i3 2100Tは合っていそうです。
今年の夏は電力不足が必至なので、エンコードの電力もできるだけ削減しないと。。。


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Last updated  2011年04月09日 15時11分56秒
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