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カテゴリ:写真(随想・雑感)
先週まで女子バレーボールのワールドカップが日本で開催されていましたね。 テレビ観戦なさったでしょうか? 11月18日は、世界ランク2位のアメリカと最終戦。 日本に勝てば優勝の米チームを、なんと3セット連取!ストレートで退けました。 ・・・と聞くと、楽勝だったかのようですが、実際はギリギリする厳しい試合でした。 だって、相手は身体能力に勝る上、 劣勢に耐えて強者を下したのでした。 勝因は何だったのでしょう? ぽつぽつ思いつくものをあげてみましょう。 まず、 セッター竹下佳江選手(現在コーチ兼任、今大会ベストセッター賞)に頼ってきた日本ですが、 セッター&アタッカーの同時選手交代=‘二枚替え’作戦が効果を上げていました。 セカンドセッターは中道選手です。
また、リベロ(=守備専門プレイヤー)の佐野優子選手が素晴らしかった。 今回もベストディガー(スパイクを一番沢山拾った選手)でした。 フライングレシーブの妙技! コースを読み、ボールが落ちる位置にいる賢さ! 強打をレシーブし、セッターに正しく返す精緻さ! 穏やかな冷静さ! 最終戦では、うおっと目を見張ったプレーが観られました。 強烈な相手のスパイクを腰高な位置で捉えたミラクルなレシーブ! あの格好で強打を受けても今までだと失敗レシーブにしかなりません。 (または、まぐれのラッキーレシーブにしかならない・・・) しかし、 佐野選手が拾った球は、確信的にセッターの元へ飛んで行ったのです。 思わず即興でネーミングしてしまいましたよ。 これって“ブロックレシ-ブ” ?? 強速球をブロックするように受けつつ、コースをコントロールしていると見えたからです。 かてて加えて日本チームは、、! 座安選手という同レベルの名レシーバーとダブルで起用する戦術を実行してみせました。 ―― 強みをさらに強化する ――
これは、同じ事を念入りに重ねるのとは違います。 長所に安住せず、もっともっと磨き上げる 挑 戦 です。 また、役割交代や世代交代をも視野に入れることです。 その結果として、驚愕のシーンが生まれたのでしょう。 コーチ陣はこう言うそうです。 だめだと思っても とれ! 存在しなかった可能性が生まれる瞬間ってあるのですね。 そうそう、身長159cmの竹下選手がブロックする姿も目撃しましたよ!
* * * * * かって高度経済成長期に、みんな調子に乗っておりましたが、忘れていましたよね? もっと質の高い目標に向かってゆく努力を・・・。 そして、良い時しか解決できなかった諸問題を放置しつづけたでしょう? 過疎は進み、格差も拡大し、自然は壊され、農業や食の課題は未解決。 好調に安住し、おごった心で、、、。 次世代を育て心配する年長者が一体どれほどいたでしょう? その結果、 例えば、年寄り優遇の年金制度への不信が募るわけです。 お聞き及びでしょうか? 若者(20・30代)の国民年金の保険料滞納率が50%弱という恐るべき事態だそうです。 年長者を敬え ??? 偉い人に従え ??? なんてこと、とても言えませんよ・・・(悲)
おっと、、、話がそれてしまいましたね。 戻しましょう。
この他にも目覚ましかったのは若い世代の成長でした。 ☆ センタープレーヤーの岩坂選手、ブロックポイントを取る姿がかっこよかった! もちろん、ミラクルさおりんこと正エース木村選手の躍動に、心も躍ったのでした。 大会初戦のイタリア戦は悔しい試合だったのに、 監督コーチ陣も含め、日本女子チームのみなさん、ありがとう~☆ミ
写真の花はペンタス、アカネ科のガーデンフラワーです。 星型の小花が集まって可愛いです。 花言葉☆「希望を実現する」 ロンドンオリンピックを目ざす、女子バレーボールチームにエールをおくります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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