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カテゴリ:和歌山
高野山奥乃院 TEL 0736-56-2002 弘法大師御入定の地奥之院は、 弘法大師信仰の中心聖地です。 一ノ橋から御廟まで、およそ2kmの表参道は、 国の史跡でもある数十万基の墓碑群と老杉の 巨木が立ちならびます。 分け入っても分け入っても 苔むした岩 小さな一石五輪塔から 巨大な石廟までがならぶさまは霊域と いってよいでしょう。 巨大な石の群、群、群です。 そのなかに佇むと、なんともいえない 気持ちに襲われます。崇高とも違う 霊験とも違う、なんだろう・・・。 う~ん、言葉にすれば単純ですが、 重いと恐怖かしら。 太古の世界にワープした感じかな。 なんだか押しつぶされそうになります。 そっ! このこも押しつぶされそうね。 ずっとこうだもの。 冗談はさておき、この巨石を目の当たりに すると、ストーンヘッジやモアイ像を 思い浮かべてしまいます。 この1000メートルのお山にどうやって これらの巨石を運んだのやら。 何千年か後には「これはいったいなんぞや」と、 新星人たちが研究するのでしょうねえ。 織田信長の墓 奥乃院には、おもだった武将や藩主の墓地が 安置されています。 織田信長や上杉家や豊臣家のお墓。 春日の局のお墓もありました。 御廟の橋 雨がパラパラと降り出すなか、 御廟の橋をわたり弘法大師御廟へと 進んでいきます。 これより先は写真撮影禁止となります。 玉川 流水灌頂 御廟の橋のかかる清流、玉川は下流が有田川となります。 橋の脇の川床には卒塔婆(そとば)が立てられていました。 水難や難産で死んだ人たちを供養するためのもので 流水灌頂(りゅうすいかんじょう)といわれています。 奥乃院を歩き続けてマムはこの流水灌頂に いちばん心をうばわれました。 雨がどんどん強くなりだして 御廟につくころにはびしょぬれのマムは 珍しく気持ちがなえて、頭の触覚がたれちゃってさっ。 グスン 「読経の声、灯明、御香の煙の絶えることはありません。 拝殿でもある燈籠堂では、文字通り永遠の生命のシンボル たる不滅の火が燃え続けています。」 って言われても、 いわれてもさ、 雨がどしゃぶりになって なって、 傘が小さくてリュックが濡れるのが 気になるばかりの不届き者に変身! 涙 一番の聖域に来たというのにほうほうのていで、 戻るマムでした。 が、 この墓標に、触覚がビン! 笑 ・ ・ ・ ・ ・ 元気をいただきました。 ありがとう。 社団法人日本しろあり駆除協会さんっ。 次回 高野山で見かけた可愛い建物は? *見仏三都物語1 岸和田・高野山・當麻寺 *見仏三都物語2 岸和田のみなさんごめんなさい *見仏三都物語3 高野山宿坊福智院 *見仏三都物語4 あこがれの高野山光台院快慶作阿弥陀三尊 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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