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昨日、山口を巡教していた八王子の僧侶から、無事日程が終わりましたと徳山駅から電話あり。 初っ端の一件があったものの、どこへ行っても本番は準備万端で非の打ち所が無く、安心して拝聴させていただきました。 一方、こちらは昨日二件の法事。 お齋の席で、和尚さんはお葬式や法事の際に法話をなさいますか?と質問を受けました。 すかさず、「私は全くいたしませんが、今時は説くことよりも、しっかり耳を傾けて聴くことの方が求められているように思いますよ。」と返答。 確かにお坊さんの法話や講演会などにも足を運ぶが、命の大切さを説くにあたって、生き物を殺すなといったことばかりで、経験を通したものが感じられず、なかなかピンと来るものがないとの意見。 これまたすかさず、「虫でも蛙でも、子どもの頃、一度でも手に触れて殺してみるようなことがなければ、絶え果てる命の大切さなんて、なかなかわかりっこないですよ。」と返答。 殺してみないとわからないなんて、和尚さんに限らず、学校の先生でも、今時は公の前で口にしたら大問題じゃないですかとの意見。 さらりと「もちろん相手に応じて、生きてくる言葉を選びます!」と答えたところ、ご法話有難うございましたと喜んでいただけました。 夕方、座禅会があったのに、うっかり受けてしまった二件目の法事の会席。 なんとなんと案内された大広間には、カラオケのステージが用意されていました。 喪主さんの弟が、私も出場した2月末のNHKのど自慢予選会に出場。 落選組であり、奥さまが串本の出身ということも重なりまして、すっかり意気投合。 喪主さんの母にあたる故人も、賑やかな場が好きだったということで、親族歌合戦に。 話の流れで、寺へ戻って座禅会を済ませ、また宴会に戻るや、駆け付け3曲? 大団円は、皆で「ふるさと」を合唱。 喪主をはじめ、この親族は皆口下手なんですなんて言っておりましたが、皆さん本当に歌だけでなく、心意気も達者でした。 最近、園子温監督の映画が面白く、様々にトラウマを抱えた子どもの心理などもだぶらせながら、見入っています。 子どもには見せることが出来ない映像も多用されていますが。 愛のむきだしは、さらに宗教も絡めて。 一番重要な台詞の場面では、「英国王のスピーチ」の大切なスピーチの場面と全く同じで、ベートーヴェンの交響曲第7番第2楽章が流れておりました。 私も法話の機会があれば、流してみようかな(笑) 愛のむきだし 【DVD】 今回のカンヌでは、監督の新作がノミネートされているようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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