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2008年09月24日
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ライム・シリーズ第7弾

10人の殺害を予告する殺人鬼ウォッチメイカー。次はいつ、どこで、誰が殺される? ドンデン返しの名手のライム・シリーズ最新作!

『リンカーン・ライム』シリーズ



このミステリーがおもしろい! 2008年版  海外編  第1位
リンカーン・ライムシリーズ第七弾。

ウォッチメイカーと名乗る殺人者あらわる。その報がリンカーン・ライムのもとに届いた。手口は残忍で、いずれの現場にもアンティークの時計が残されていた。やがて犯人が同じ時計を十個、買っていることが判明した―被害者候補はあと八人いる!だが、いつ、誰が、どこで?尋問の天才キャサリン・ダンスとともに、ライムはウォッチメイカー阻止に奔走する。一方、刑事アメリア・サックスは別の事件を抱えていた。会計士が自殺を擬装して殺された―事件にはニューヨーク市警の腐敗警官が噛んでいるようだった。捜査を続けるアメリアの身に危険が迫る。二つの事件はどう交差するのか?史上最強の敵、登場!時計じかけのごとく緻密な犯罪計画をひっさげてライムとアメリアを翻弄するウォッチメイカー。熾烈な頭脳戦に勝利するのはライムか殺人者か?ドンデン返しに次ぐドンデン返し。あまりに緻密な犯罪計画で読者を驚愕の淵に叩き込む現代最高のミステリー・シリーズ最新作。



「このミステリがおもしろい」で常連ジェフリー・ディーヴァー。

1998年 5位 静寂の叫び
2000年 2位 ボーン・コレクター
2005年 2位 魔術師(イリュージョニスト) 
2006年 5位 獣たちの庭園    
2007年 2位 クリスマス・プレゼント 
2007年 6位 12番目のカード
2008年 1位 ウォッチ・メイカー

この「ウォッチ・メイカー」は、2008年の堂々の一位だったのですね~。

今回の犯人:
殺人現場にクラシックな時計を残していく犯人ウォッチ・メイカーは、不気味ですが、ライムにふさわしい頭脳派です。
そのパートナーの、四六時中”飢え”を感じジャンクフードを食べ続ける男は、気持ちわるいことこの上ないです。
こんなタイプも違い、頭脳レベルも違いすぎるふたりがなんで、手を組むのか?、どこか違和感がありました。このコンビには仕掛けがあったのですね。


ニューヨークを感じた箇所:
明るさとしては、ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」が何かの例えでちょっと出てきました。映画も公開中ですが、ディーヴァーの本に登場するなんて、ずいぶん、浸透しているドラマなんだな~と改めて知りました。最近、ドラマの方のシーズン1~2と見ました。何度も男女がくっついたり離れたり、似たような話の繰り返しで、ちょっと飽きます。 それでも、女性同士のスレスレの本音トークは、やっぱりおもしろいかったです。 

反対に、911事件の重さが、暗くニューヨークを覆っているのが感じられました。


”君とわたしでサックス”:
何度か出てくるこのフレーズは、あの理性的で感情を排除するのが特技?のライムの心のつぶやきです。
今回は、サックスが、警官だった父の生前の事件を知り動揺します。
それを知った、彼女は警官を辞めようかと考えます。
サックスが、ライム班にとってだけでなく、ライム自身にもどんなに大事な存在で、絆が強いか、をとてもかんじられる言葉でした。

一番すきなのが、サックス自身の進退を決断した後に、ライムがサックスにある資料を探し出してくれるところでした。
ライムに説得されたり、救われるのではなく、サックスは自分で決断。
強い絆があるけれど互いに依存しているのではないという関係がいいのですよね。

同じように、事件のターゲットのひとり、ルーシーという軍人さんの決断もまた、志が高いものでした。自分の中の恐怖や、迷い、自責の念、といったマイナス思考を克服し、さらにパワーアップし、強さを獲得する姿が、かっこよくて感動ものでした。


こころの10-13コール:

”警察官が危険にさらされている、応援を要請する”
サックスがのんびりと、椅子にすわって老人の思い出話を聞き続ける姿が目に浮かび、温かいきもちになれました。



■ リンカーン・ライム・シリーズ

『ボーン・コレクター』 (1997/1999邦訳):
『コフィン・ダンサー』 1998/2000邦訳)
『エンプティ・チェア 』(2000/2001邦訳)
『石の猿』 (2002/2003邦訳):
『魔術師』 (2003/2004邦訳):
『12番目のカード』 (2005/2006邦訳)
『ウォッチメイカー』(2006/2007邦訳)
The Broken Window (2008)


     











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最終更新日  2008年09月25日 13時52分50秒


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