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カテゴリ:日常のできごと。
最近ずっと、(ディンディーのある敷地)チェンマイ大学美術館の管理人Cさんに会う度に訴えてきたことがある。 それは、店の庭にある大きな木の伐採について。 管理人Cさん談: 「伸びた枝が電線に引っかかるので、どうしても切らなければならない。昨年は枝を少ししか切らなかったので、一年ですぐ伸びてまた引っかかってしまった。毎年業者を呼んでばかりいられないので、今年は真横にばっさりといきたい!!もう今、予算申請しているから許可が下りたらすぐにでも切るよ!」 私: 「真横にばっさりって・・・。どの位の高さ?枝をはらうだけじゃダメなの?木がかわいそう・・・。お願いだから、枝だけにして、木の幹は残して欲しい。あの木は店のシンボルだから、切るんだったらきれいに切って。」
電線に影響があるので切らなければならないのは分かる。でも、タイの人が木を切るって時は、大抵思い切って見た目関係なくジャンジャガ切ってしまうから。私のタイ家族を含めて今まで何度も見てるから・・・。心配だ・・・・。 そしてとうとう10月23日朝。電気を止めて伐採が執行されることになってしまった。 早朝、不安なまま木の夢を見て起きた。そのまま憂鬱な気分で8時に店に向かう。約束の時間を過ぎた8時半過ぎ。現れたのは、小さなピックアップトラックに乗ったおじさんたち3人。持ち物は梯子と、長靴、斧とのこぎり、縄。そして掃除用の竹箒とちりとり。おじさんの家族と思われる女性や子ども数人も一緒に来ていた。
最初から身構える私に反して、おじさんたちは意外に優しく、始終ニコニコ話しかけてくれた。作業中も常にこれは切る?これはどうする?と目で合図を送ってくれ、私の希望をできる限り聞いてくれる。 大木の高い所には、赤アリが巣を作っていたので、それが作業中次々と落下しては襲ってきて、作業している人たちも見ている私たちも噛まれる度にペシッと叩いたり、歩く時もピョンピョン跳ねたりして大変だった。
午後12時作業終了。高い所の大きな枝はばっさり切られたけど、正面の枝はそのまま残された。終了後は、掃除も兼ねて店のスタッフとみんなで庭の手入れをし通常の営業に戻った。 おじさんとおばさんが、ディンディーの看板の周りに生えている植物を指さして、「これはファータラジョンだよ。」と教えてくれた。ファータラジョンはハーブの一種で、陰干しで乾燥させお茶に煎じて飲むと、体の免疫力が高まる。粉にしてカプセルに入れ、薬としても利用できるらしい。今回、新型インフルエンザが流行ってから、このハーブはタイ人の間でとてもよく売れている。 実はこれ、2年半前の開店当時に自分で植えたんだった。忘れてた・・・。^^ 教えてくれたお礼に、おじさんにも根っこごと分けてあげた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
昨日、大木が折れて電柱をなぎ倒し、電線をショートさせてしまいました。
確かに木を切らないと危ないとは思いますが、その前に電柱の強度を何とかしろや!と言いたい。 日本の電柱の強度、しっかりとした設置の仕方、見習って欲しいものです・・・無理だけど。 (2009/10/25 01:02:23 PM)
タイマイさん
大変でしたね。確かにチェンマイの街の外観は、どうしてそうなるの?!という設置法や色合いはたくさんありますね。 チェンマイにはチェンマイの良さがあるので、”全体のバランスを見つつ”うまく発展していけるといいなーと思います。私たちにも何かできることがあるでしょうか? (2009/10/25 10:23:50 PM) |