215462 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

瀬戸キリスト教会牧師 西風の会代表 堀 俊明  精神障害2級 (躁鬱病,アルコール依存症)

瀬戸キリスト教会牧師 西風の会代表 堀 俊明  精神障害2級 (躁鬱病,アルコール依存症)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

カレンダー

カテゴリ

フリーページ

日記/記事の投稿

コメント新着

王島将春@ 聖霊のバプテスマ はじめまして。福井市在住の王島将春(お…
雅理雄@ Re:安楽死を認める制度を創設せよ(10/22) 安楽死賛成派です。 仔細は下記に記しま…
xfd@ Re: 日教組はの平等教育なるものは間違ってい…
親日派@ Re:移民の子も日本人として教育せよ(11/20) お前みたいな反日チョンコウが何をほざい…
私だ@ 挿入できるよ アルバイトはじめました(人・ω・)$ <small…
2006/04/09
XML
カテゴリ:牧師の視点
 民主党の代表に小沢氏が圧倒的多数で選出されました。前原前代表は疑惑メール問題で自滅しました。疑惑メール問題では永野前代議士の情報源に対する調査不足が明らかにされました。情報を持ち込んだ西澤なる者は週刊誌に偽情報を持ち込み週刊誌側が名誉毀損で訴えられて敗訴した経歴があります。業界では誰も相手にしない胡散臭い人物であったそうです。彼から1000万円で民主党が情報を買うつもりであったことも明らかにされました。最初に一言謝ればそれで済んだのに、それができなくて傷口を広げました。今国会は小泉首相の構造改革の総括をする大切な国会でしたが、序盤で民主党が大きく躓きました。政治に及ぼした影響を考えれば前原前代表の辞任はむしろ遅すぎたぐらいです。小泉首相から「少しは長くやってもらいたいねえ。次々に辞めちゃうんだもんねえ」と言われるような民主党は野党としての責任を果たしてはいないと見なされていました。
 民主党は党再生を賭けて代表選をしましたが、従来の談合体質から抜け切れていないようです。自民党の幹事長であった小沢代表と官公労を支持基盤とする旧社会党系の横溝氏とが野合したかに見えました。小沢氏の政治理念は小さな政府であり、官から民へ、中央から地方へと言う政治の流れは小泉首相とは変わりがありません。官公労からの支持を逆手に取られて、民主党は抵抗勢力と決めつけられ、総選挙で大敗しました。小沢代表は労組依存体質に国民が拒絶反応を示したのに横溝氏を味方に引き込みました。それから多数派工作が露骨に行われました。政策論議が深まらないままで、代表選挙に突入したというのが現実でしょう。
 日本の政治は小泉首相までは談合政治でした。派閥の領袖の談合で首相が決まり、大臣が決まっていました。時代は民主主義なのに自民党の中では全会一致が原則でした。陣笠議員という言葉で代表されるように、新人議員は一票を投じるためだけの投票マシーンでした。役所の利権に群がる人々から政治献金という名の上納金を集めるシステムの要が派閥です。自民党は派閥の連合体であり、利益誘導のためにのみ党が存在していたのです。そこに小泉首相が「自民党をぶっ壊す」と宣言し党総裁になりました。小泉首相の郵政民営化法案で党の総務会での全会一致の原則が初めて破られました。選挙の候補者任命権も党に戻りました。大臣は派閥と無関係で総理総裁が指名しました。構造改革で利権構造も大きく変わりました。談合に対し国民の目が厳しくなり、検察庁、公正取引委員会に摘発される例が後を絶ちません。権力の頂点で自ら権力を手放す例は世界史的にも珍しいといえます。小泉首相の構造改革は歴史的使命を果たしたように思えます。
 問題は小泉首相なき日本を誰が何処へ導いていくかです。ポスト小泉、自民党だけではなく民主党も日本の未来に責任があります。おそらく衆議院は任期満了まで解散はされないでしょうから、民主党次第で日本の未来は大きく変わるといえるでしょう。健全な野党があって初めて議会制民主主義は有効に機能するからです。そのためには民主党こそ旧来の談合体質から脱皮する必要があります。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006/04/25 07:41:36 PM
コメント(0) | コメントを書く


プロフィール

ドッチン

ドッチン

キーワードサーチ

▼キーワード検索

バックナンバー

・2024/05
・2024/04
・2024/03
・2024/02
・2024/01

© Rakuten Group, Inc.