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瀬戸キリスト教会牧師 西風の会代表 堀 俊明  精神障害2級 (躁鬱病,アルコール依存症)

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2006/10/06
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カテゴリ:教育
 義務教育は読み、書き、算盤に尽きると思います。読み、書き、算盤さえできれば独学ができるようなります。「オール1の落ちこぼれ、教師になる」の著者宮本延春さんは中学卒業後大工見習いになり、24歳で定時制高校に入学し、名古屋大学理学部物理学科、同大学院を経て母校の教師になりました。
 私は高校時代には既に鬱病の兆候が見られ、引きこもりに近い高校生活を送りましたが、受験直前に躁状態になりました。高校3年間の教科書を独学でやり直し、3ヶ月足らずでマスターしました。京都大学に現役で入学することができました。
 読み、書き、算盤さえできれば独学で進路を開拓することができます。大学入試ならば教科書さえあれば独学でクリアーすることも可能です。大平弁護士のように、極妻から独学で司法試験を通った人もいます。彼女は不祥事の相次いだ大阪市の助役として招聘されました。
 現代の子供の学力が落ちているのは、読み、書き、算盤を教えないで、ゆとり教育の時間を無駄に使っているからです。読み、書き、算盤さえろくにできない子供に英語を教えるなどとは正気の沙汰とは思えません。
 むしろ、古典の素読などをさせれば子供たちはゲーム感覚でマスターするでしょう。振り仮名さえ読めればよいのですから、誰にでもできるはずです。子供の間に漢字を画像認識させれば将来のために役に立ちます。
 子供の時代に読書に勤しませることが総合的な学力を身につけさす近道です。日本語ができなければ、OSソフトが機能しないパソコンのようなものです。いくらたくさんのデーターを入力をさせてもパソコンは機能しないからです。
 ワープロ、電卓がありますから、読み、書き、算盤ができなくても不自由をしないように思えるかも知れませんが、思考力が身につきません。パソコンで結果を瞬時に出すことはできますが、論理過程を理解していないと応用ができません。
 日本の小学生の学力が落ちてきているのは基礎ができていないからです。学校教育の中で、論理的な思考をする訓練がなされていないからです。知識は必要になれば身につきますが、思考力は子供の内に鍛え上げなくてはなりません。
 日本人は明治維新に西洋文化が流れ込んできたのを、日本流に受け入れ、発展させました。日本が欧米の植民地にされなかった理由の一つは、日本人の知性、教養が世界水準に達していたからだと思われます。
 武士の子弟は素読を通して読み書きができましたし、庶民の子は寺子屋で読み、書き、算盤を習っていました。識字率は世界でも群を抜いていました。欧米諸国も国民の平均的な教養では日本に比べて劣っていました。
 日本の文明開化以後の急成長の原動力は教育でした。田舎の秀才が「末は博士か大臣か」の夢を持てる時代でした。貧しい家の子供でも書生をしながら帝国大学に進学したり、幼年学校、師範学校などで専門教育を受けることができました。
 社会格差が教育格差を生むと言われていますが、素質のある人間が乗り越えられない格差ではありません。むしろ、富裕層には欠けているハングリー精神を賜物として生すことのできる社会だと思います。
 私は父親の顔も知らず、母親が幼稚園の先生をしながら大学を卒業させてくれましたが、私の致命的な欠陥はハングリー精神がなかったことだと思っています。私は適度な社会格差は社会に活力を生み出す力と変わりうるものだと思っています。

瀬戸キリスト教会 HP






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最終更新日  2006/10/06 09:45:13 PM
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