手紙が来ていた。といっても恋文ではなく大阪自動車税事務所からだった。どうやら2台前の赤い日本製ポルシェの名義変更がまだなされていないようだ。督促状になっている。前も着ていたので、そのまま自腹80円切手を切り、無料であげた方へ請求書を転送したのであるが、どうやら行方不明になってしまったようである。
2年前は、パチンコで日に20万円儲けたり、いわゆる金融業で羽振りが良かったのであるが、(家の前の道が狭いので、セカンドカーとして使用したいとのことであげたのだが)1年前に急にもう誰彼なしに、金を借りようと動き回っていた。
私は、人畜無害のお人よし君なので、周りの人間から「大金だけは人に貸すな、貸すならあげたと思え、保証人にだけはなるな」と口すっぱく言われている。話を聞くだけでも、私は同情しそうなので(愛情は不得意だが、同情は得意という噂)電話も出ずに関わらなかったのだが、やがて、この宙に浮いた自動車税どうなるの?っていうか自動車まだあるのだろうか。
もう一通着ていた手紙もクレジット会社の請求書。全く嬉しくないねえ。後払いのいけないところは、何で今更こんなのにお金払わないといけないの、っていうもっていきようのない怒りが生じること。
消費する快楽を先取りしてはいけないのかなあってことか。
夏休みにいよいよ入ったようである。小中高生達の話である。私はまだ人生の長い夏休みに全然入れていない模様である。
私は小学校6年生の時、塾で滋賀県大津市、延暦寺の麓で勉強合宿に参加したことがある。別段、修行をする訳ではないが、勉強だけでなく、琵琶湖で泳いだり、藻で足をすくわれたり、壬申の乱の何かに関係ある遺跡を見たり、疲れて鼻血を出したり、その間に勉強したりした後、最終日に比叡山登山をして、延暦寺に行った、というのは嘘で、その横の比叡山頂上遊園地に行った。
初めてお化け屋敷というのに入った。人がお化けの格好をしていて奇声を発したり、裏返ったりする健全なお化け屋敷であり、小学校6年の私の足は、そのとき、正直、若干、すくんだ。お化け屋敷体験のことを学校の感想文に長々と書いた。
そんなことを思い出しながら、休みであろううきうきした子供をファーストフード店で見た。105円シェイクを飲みながら。
さて、本題に入ろうとしたが、睡魔が襲ってきたので、いつか、いつか、またいつかの日に譲ろうと思う。(一番駄目なパターン)
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最終更新日
2004.07.22 01:33:19
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