勝手に好評により昨日の続き
デカン高原にあるアジャンタ石窟寺院を思いを馳せ、私は、その後10数年の時
を経て、日光に向かった。どちらも歴史の教科書に写真入りで出てくる場所である。
あのド派手な装飾と色使いが何故日本に出来たのか?徳川家光はイッテしまっていたのか。
どうみてもヒンドゥー原色やイスラム細密画のようである。その謎を説明は出来ないと
しても感じる為にやってきた。
お決まりのどこも大差ない万国共通の土産物屋が寺院に向かう参道や駐車場周辺を埋め尽くしていた。おまけに土産物店員又は主が、マジックでPと書いたボードを振り回している。素人が見れば思わず車を停めてしまう勢いだ。Pは勿論、PEACEではなく、駐車場である。ここではご多分に漏れず、初めて来る人は皆、素人だ。
このPの誘いに乗ってしまった素人観光客はおおよそ土産物を買わされたり飯を食わさせられたりするに違いない。しかし、確実にいえることは、インドのように外国人だからといって10倍ぼったくることはない。
考察するに、どうやらこのP攻撃を抜けなければならないようだ。何故なら公式駐車場もしっかり無料であるからだ。
さて、日光の東照宮は寺院の中のひとつであり、寺院が数箇所あり、それぞれの通し入場券を購入して、組織上げてぼったくっていることが判明したが、ここは仕方なく1000円以上の入場券を支払う。ちなみに、今は知らないが、アジャンタ石窟寺院の入場券は15円であった。
ここでは坊さんや巫女さんが寺院の説明をしてくれる。また団体のガイドさん、それに何故か同じ変わった色の制服を着た専門ガイド?のような人もいて、人々はオートマチカリーに金魚の糞になる。
そしてどの寺院に行っても、説明してくれる坊さんや巫女さんの説明内容の約半分がお土産お守りの説明であり、寺院上げての集団総合土産物売り活動に専念している。
しかし、確実に言える事は、インドのように外国人を見たらこちらの意思に関係なくオートマチカリーにガイドになり勝手に説明して、10倍ふっかけてきてオートマチカリーに喧嘩になって揉めるということはない。
ボヤボヤしている間に、近隣の荘厳の滝に飛び降りたり、中禅寺湖で水泳したり、いろは坂でほへとにする時間もなくなり、派手であったなあという簡単な感想を終えて帰った。
ついでに、寺院内で結婚式を挙げていいるカップルがいて、私が思ったことによると、とても恥ずかしくて100万円くれてもさらし者になりたくないということと、寺院におもくそぼられたんやろうなということである。
地獄の沙汰も金次第って本当に本当だよ。
ついでに寺院を歩きながら考えていたことは、言葉を合体させたら後の言葉が濁るのだが何か法則があるのだろうかということであった。
本と箱 ほんばこ 本と棚 ほんだな しかし本と籠 ほんかご 本とケース ほんけーす 等、多分例外はいっぱいあるだろうが、後の言葉がカタカナ(外来語)であったり、すでに濁音が入っていたりすると濁らないことが多いことが判明した。しかし、これは日光と全然関係なかった。
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