飛行機の中で縛睡する為に、敢徹に限りなく近いイエロー状態です。でも少しだけ寝ました。最近、滅法、金縛りにあう機会が減りました。それにしても中学校の時、はじめて金縛りにあったときは、それはそれは恐怖であり、天井が見えているのに、体が動かず、思わず、解けて、起きてから、中学生のくせに、母親を呼びました。「助けてくれー」ゆううたの聞こえたか?」
大学の時は、よく雑魚寝を誰かの家ででもよくしたものだが、隣に寝ている人が、どうやら金縛りにあっているようであった。「おまえ、先に一人で寝るからじゃ。今、金縛りにあってるやろー」と耳元で囁いてあげた。苦痛に歪む顔に、ウーウーという苦し紛れの声。
何とか起きたその人は「何で助けてくれんかったんや~」とマジ切れしておった。
その後、金縛りにあうのが、だんだん慣れてきて、夢の中で金縛りになりそうなときは「またですか」と思うようになった。耳鳴りがして、動かなくなる。
一点(手の先や足の先)に神経を集中して、そこから何とか動かすようにして、解き方をマスターしていったのである。
時々は、解けずに、また夢に戻ってしまうこともあったが、目が醒めたら金縛りにあったままの体の体勢が何とも不思議であった。脳が起きて体が寝ている状態というのは理屈では分からないでもないが。
一度は、恥ずかしい話であるが、エミールすると、金縛りに合い、やっと呪縛から解けたと思ったら、寝ていたベッドの横に見知らぬhadakaの女性がいた。其の時点ではまた夢に戻ったとは気がついていなかった。夢に戻っても、金縛りに合った体の体勢で目覚める(夢に戻る)のは不思議なものだが、その女性のほうが、もっと不思議で、何とin毛が2メートルぐらいあり、ブンブンそれを振り回し、その毛が首に巻きついてきて、「たじけてくれえ」という恐怖体験をしたものであった。
いやいや、そんな話をしている場合ではなかった。パッキングは終えた。あと30分で出かける所存でございます。ご機嫌よう。