水上警察です。麻薬の密売を水際作戦で封じるのでしょうか。さすがに、極道Y組本家本元の地です。用事で寄ってきました。警察ではなく、隣の建物にですが。
ちなみにY組本家は灘区にあり、大変閑静な住宅街の中にあり、とてもいい場所です。何故かでもちょとだけそこだけ空気がおかしいです。監視カメラがフルスペックで何故か道を監視していたり、すんごい忍び返しのある柵があったり・・・・。でも近隣住民への配慮は相当なものです。震災のときに、組から炊き出しがあったのは有名な話です。でも、お正月には「うちで餅つきしますからどうぞ起こし下さい」と誘いがかかり、行かないと怖いのか行ったら怖いのか近隣住民を困惑させているという噂もあります。
そういえば、心なしか、子供の頃、クラスに1人は893の息子と噂される子がいたような・・・
極道2号線沿いにある
旧外人居留地に残る建物です。古い建物に近代的な建物を乗せてもいいんでしょうか、容積率があまっているからといって。
メリケン波止場入口です。子供の頃は、メリケン粉を輸入するからだと頑なに信じておりました。アメリカ大使館が近くにあったからですわ。神戸では?かどうかしりまへんが、アメリカ人のことを「メリケンさん」といってたみたいです。耳から聞いたままなんでしょうか。
道路沿いには、彫刻がいっぱいあり、時々、子供を振り回してたりなんかしてます。よろしいか。
今でこそ、居留地の石で出来た建物にオシャレなカフェが出来てますが、ここ
アーリアンスグラフィック辺りがその先駆けあたりではないでしょうか。1年に一度ぐらい寄ります。海岸ビルヂングの裏側にあり、入口が分かりにくいのが味噌です。
中華街、南京町も一応撮っておきます。時々、買出しに来ます。ええ、ココナツパウダーが100円だし、松の実も100円だし、月桂樹(ローリエ)なんかポテトチップスの袋ぐらいの大きさに入って売られているものですから。
元町高架下。通称モトコウ。でも、我々は、コーカシタとか単純にコーカと呼びます。JR元町駅からJR神戸駅に向かって続き、ネジ1本から販売されています。昔は、ヤンキーによるカツアゲなどが盛んで、危ない所でしたが、今はこじゃれた店も入っています。
でもだんだん進むにつれて暗くなっていきますよ。
ヘッドショップも2件ほどありました。必修は髑髏と水パイプ吸引機です。南国のビーチでは、ビール瓶にパパイヤの茎を使うんですよね。
神戸駅付近になると、シャッターが閉まっているところが増え、ションベン臭さも増してきます。店員は中国人だったりもします。昔、ここに1泊100円の高架下極道宿がありましたが、なくなっていました。
陪審制度ができるんですね。ところで、神戸人は、あほなので、すぐ3点をいいます。1、既に震災前の人口を上回ったと自慢します。 2、過去の話をすると「それって震災前?震災後?」と必ず聞き返します。 3、「火垂るの墓」を観る度に、震災前の三宮駅周辺の風景を思い出すします。それにじぶんたちのことを「こべっこ」といいます。
神戸地方裁判所。儲かっているのかいつの間にか金ぴかになってました。用事で寄ってきました。もともと2階建てのレンガの建物だったのに、ガラス張りの近代的な建物でアレンジしてみました。むふっ。
湊川神社です。楠正成が祭られています。楠木でいっぱいです。
再び、高架横を歩き始めました。それにしても、こべっこは、神戸にいつか帰りたがるものですが、それは、山と海があって、どちらが北かすぐ分かり、他地方に行くと迷うほどの方向音痴だからなのでしょう。何せ、大丸やそごうの中にも、「山側」「海側」の案内が床に彫り込んであります。
JRの兵庫駅に来ました。県庁所在地でもないのに兵庫区です。兵庫県には兵庫、神戸市には神戸と、神戸市の発展は、もともと、
兵庫港からはじまりまして、徐々に東に中心地が移動、兵庫→神戸→元町→三ノ宮ときています。あと100年したら、二ノ宮に移動すると勝手に思ってます。あと400年すれば、私の家が神戸市の中心になります。ちょっと土地の値上がりを待つには先過ぎます(あっ、土地持ってなかった!)
三ノ宮駅が事実上の市の玄関駅。市の名前のついた神戸駅はあくまで2番手か3番手で、町外れの扱い。 関西では常識。でも関西以外では誰も知らないのです。 神戸駅は特急通過。兵庫駅は新快速すら通過するのです。
兵庫駅でヤボヨウを済ませて、また東に進路を向け、少し北上しました。
新開地です。神戸発祥の中心地です。故淀川先生出身です。サヨナラサヨナラサヨナラ。アートタウンが数年前にできました。工事中の時に、インドの伝統文化で
日本人かずみまきさんが唄うバウルを聞きに行きました。彼女とはインドの
シャンティニケタンでもお会いしました。
新開地商店街を抜けると、関西の一大ソープランド街
「福原」にたどり着きます。この界隈を歩いているだけで「昼間からご苦労様やねえ」と声をかけられてしまいます。全然、ご苦労はないです。
それにしても、日本で唯一、自社の車両を持たない鉄道会社が、神戸高速鉄道株式会社です。神戸市内にターミナルを持つ阪神電鉄、阪急電鉄、神戸電鉄、山陽電鉄の路線を接続するための線路と駅のみを所有する鉄道会社です。神戸市と各鉄道会社が出資する第三セクター会社です。自社保有車両がないばかりではなく、乗務員もいないため、各社に乗務員ともどもそのまま乗り入れしてもらっているという毛色の変わった会社でございます。端から端まで乗って最高金額が150円です。最低金額は120円です。2種類しかありません。しゃんしゃん。
神戸駅に向かう中、ふと、
メトロ神戸の散髪屋を発見しました。300万人来店ありがとうと貼り紙がしてあり、その横に、850円の自動販売機を見つけました。小学生低学年の頃、父親に車でわざわざ連れられてここまで通っていたことを思い出しました。30年以上前のことです。そういえば、300円ぐらいでカットしてくれていたのではないでしょうか。それも今流行の10分1,000円カットではなく、ちゃんと20分から30分ぐらいしてくれました。650円は安いですね。
その手前の地下道には学生の頃に見つけた古本屋がまだ並んでいました。当時、ゴルゴ13全100巻を買うかどうか迷ったものです。フト見ると、全巻まだ揃ってました。まさか20年前と同じものではないとは思いますが・・・しばし本を物色してから帰りました。反対側にハーバーランドが出来、益々凋落振りに困惑したのでありました。