昨日は、社内の文体行事で大阪ドームへの野球観戦があった。ソウいうわけで、私以外の社員の人々は、足早に会社を去っていくのであった。私は、そういう行事に一切参加しないと言うポジションを既に天命の如く受けているので、もはや、始めから聞くまでも無く私のチケットは用意されていないのである。そんな訳で、「いっちょう、社内行事ちゅうのにも参加してみるかえ!」と意気込んでみたりなんかしようものなら「どうしたの」と言われてしまう勢いであろう。
そんな訳で、私も、早々に会社を退散する前に、今一度、楽天日記たるものを逡巡したときに、思わず、ある男性の書き込みに、「>デリーの待ち合わせで1週間おくれても何もいわれまへんでしたなあ・・・・じゃあ久々に待ち合わせ企画でもやりますか。手始めに、ウメダあたりで。」と書かれていたので、「今からですかな?」と返信して会社を出てしまったので、「そうですな。ゴー。」という書き込みを無視したのではなく、パソコンを閉じていたので見ることが出来なかったのであるが、すかさず、今度は携帯メールに「ということでゴー」とやってきたので、「当方、会社出ました」と返信すると、すかさず「当方も出ました」ということだったので、思わず、23分後ぐらいに、偶然にも出会ったのであった。
「どもども久し振り1年ぶりぐらいかなあ、くるくる回転しない寿司を食って以来ですなあ」といいつつも、ほぼ毎日ウエブ上で一挙一投足を観察しているがゆえに、久し振りと言うのに、最近何してるの?っていう話題はないのが変で、何してるのの裏話にような感じの話題か、話題は既に知られているとし、その後から話が始まったりする訳だ。
「オープンエアの店知りませぬか」と彼は尋ねるが、知らなかったので「そうだ、オープンエアでない店に行こう」ということに急遽予定を変更して、できるだけそこから歩かない店へと出航したのであった。
「何故君は傘を持ってるの?」と彼は邪推するが、ネットの上で毎日覗かれているにしても、もう高校生の時から人生の半分以上知り合いであることを鑑みても、私が傘大臣ということを知らなかったようである。もとより午前中は雨が降っていたことまでアルツハイマーになっていたようである。私は勇気を振り絞って聞いてみた「ところで、君、午後から出勤?」彼は、静かにマットに倒れて落ちるように頷いたのであった。20時間ぐらい働く日もあれば、3時間ぐらいしか働かない日もあるというのが広告業界のようである。私のような散歩業界は規則正しい徒歩が日課になっているというのにである。まあ、そんなことはどうでもよかった。
そうこういううちに、結構本格的な場末的韓国料理屋を思い出し、入る。旨いかまずいかはよく分からないが、それにも増して、いつ来ても、何を頼んで良いのかよく分からないのがこの店のこの店たる所以である。そういううちにマッコリで乾杯なのである。いつもいる日本語通じない韓国おばあちゃんは今日はいない。日本語が通じないので注文は、まるで外国にいたときのようになり、アーウーといいながら陳列されている食べ物を指差すだけなのであるが、今日は無事日本語も通じたのであった。
そうこうするうちに、
ネット上で私も良く知る筈のバーに招待してもらうことになり、早速行くコトニして、彼は携帯電話でその店というかマスターの携帯に電話した「もしもし、起きてください。今から行きますから」「あ、ごめんごめん、ぼーっとしてたとこ、あと30分待ってよ、開ける準備するから」という返答があり、更にマッコリを追加激飲みするのであった。
そんな訳で、ガイドブックを熟読し、ガイドブックと同じだあと安心するような旅行者のように、うわあネット通りだと予定調和して感心した夜更けなのであった。
早速翌日全世界に向かって待ち合わせを宣言し、実行してもよろしいのでしょうか、ごーごーコメントを入れると、全世界からウメダ方面に2名ほど集まった模様です。というコメントが書かれていたのであった。
わっははなのである。
でも本当に
居酒屋ひさしぶりには行かなかった。