先日、大阪ドームを買ったので、京セラに又貸ししている。オーナー特権として、野球に招待された。童夢には、ストーンズのコンサート以来かもしれないが、あの時はまだ第3セクターに任せていたので、招待されることもなく、存在も忘れ去られ、とっても見にくい席を用意された。
30余年の短い人生の中で野球に来たのは、4回目である。
1回目は、オヤジに連れて行ってもらった小学校の時の高校野球、地元、東洋大姫路高校が準決勝に出た時。準決勝というのは、4回の試合は長いし、1試合も寂しいという理由であった。結局、後日、東洋大姫路は優勝するが、その試合で、ピッチャー金村が、デッドボールかなんかで崩れていた体を起こした時、拍手が沸き起こったことだけを覚えている。そして、「父さん、何故みんな、拍手してるんだ」と尋ねたことも憶えている。私は阪神ファンであり、多分、田渕とか掛布が活躍していた。
2回目は、24歳程度の頃、甲子園で初めてナマの応援する阪神ファンを見た。ファシズムみたいだったが、マスゲームの小型版みたいで、面白かった。私は阪神ファンである。とりあえず、疲れてきたので、6回ぐらいで帰った記憶があるが、阪神電車はまだ空いていた。その時、新庄選手というのを知った。
3回目は30歳過ぎた頃であろうか。東京ドームの横で働いていたので、一度は東京ドームにいってみようと初めて自腹を切って、入ってみた。落合選手のみ知っていた。ドームの電気色というのは目がちかちかして原色はボヨヨーンって感じで、ちょっといきそうになるんだなあ。一応、3回分ぐらい見て帰った。何戦かは失念してしまっている。私は阪神ファンである。
今日は8階から眺めたのであるが、結構、高所にあり、応援する人々の原色が面白かった。売り子が多いのもゆかいだった。阪神ファンだというのに、誰も選手を知らないことに気がついた。監督も。