無事帰国したのはいいのであるが、無事ジェットラグに悩まされている状態である。顛末はこんなところだ。一昨日は、午前2時半に寝ようと思い、ベッドに入った。おかしいな、眠れないなあと時計を見ると5時半になっている。5分程度しかたっていないと思っていたが、どうやら3時間気を失っていたようだ。もう少し眠ろうとしたが、眠れないので本を読んでいると、8時になり、お昼に起きて実家に行こうと眠った。はっと起きると13時になっており、おおもう起きなければと思った瞬間また気を失い、次に起きると16時半であった。昨晩は、4時半に眠り、6時半に目が醒めて、眠くないのでそのままの状態でベッドでうじうじしながら、文庫本を一冊しばいてしまった次第のまま、今朝の9時57分である。
そんな訳で、人は必ず夢をみるものだが、単に覚えていないだけで、起きる手前に浅い眠りに陥っている場合には夢を憶えている訳で、そんな訳もあり(どんな訳だ)、初夢をみた。
それは、イタリアに来ているのだった。私の同じ年頃の男と、初老のじいさん2人の4人で来ている。来月の24日にもまたここに来ることになっている。それで、ホテルの予約をしておこうということになった。そこで同じ年頃の男が、「
来月は心斎橋渉君にも来てもらおうよ、自費で。」と言ったので、彼は仕事があるんじゃないかなと私が言うと、初老のじじいの1人が、出張ということにすればいいといい、そっかと妙に納得する。
それで、旅行代理店に行けばいいのだが、目の前にあるというのに、携帯電話でその店で働く女性店員の携帯電話に電話をする。目的はなんですかと質問され、「それは、観光ではなく、何かジジイが秘密結社の会合があり、それに出席するためなんですよ」と応える。部屋はどのホテルも満室といわれ、それは他の代理店に聞いても同じですかと質問する。
埒が明かないので、直接代理店に入ると、男性社員が対応してくれて、「ここって町の中心?ここから2,3分で歩けるホテルで空室ないですか?」と質問すると、「うん、うん」と頷きながら無視された。