6時ですか?。
君たちは、いいご両親をお持ちだと始めに言っておこう。何故か。まずは、放浪の達人さんは、私の日記に豆にコメントを入れてくれるからである。そして、放浪の達人の奥さんは、私の日記を9時に読んでくれるからである。放浪の達人さんと放浪の達人の奥さん(以下、「達人達(タツジンタチ)または「タツジンタツ」と略す」は、大富豪にもかかわらず、質素な生活を送り、たまに、バリ島に連れて行くといった家族民族大移動をしたりしてくれる。あそこは、達人達の持ち島である。(その横のロンボク島は何を隠そう私の持ち島かも知れない。その横のコモド島やフレーレンス島、西チモール、スンバ、そのあたりもそうかも知れないが想像にお任せする。)
特に、放浪の達人さんは、1日1食という食事で異常にエンゲル係数を落とし、家計に貢献していることを君達は理解しておかねばならない。更に、そんなエコノミーな放浪の達人さんをめとった放浪の達人さんの奥さんのふかーい懐に君達は感謝しておかねばなるまい。そんな訳で、スクスクと愛を育みながら大きくなる君達に、第3者である、縁も縁も飾り気もない私が人生道のアドバイスをするのもおこがましいし、ほっとけやワレというところであるが、ここで助言をしなければ、日記がここで終わってしまうという致命的な理由があるので、我慢して、読み飛ばして欲しい。
今は、運動に力を入れているということを達人達から密かに全世界に向かってレポートされているが、そのあたりは、おまえがボール拾っとけやという親父とは性格が違うことを、誇らしく思う。何せ、私は、達人さんより70パーセント程、気が弱いので、そんな恰幅のよい言葉を吐くことが出来ず、チームワークのない陸上部を選んだほどだ。私は、チームワークしたい気持ちがいっぱいなのだが、私にはついにボールが回ってくることがなかったので、やっぱり、私は一人走るという孤高の道を選ばざるを得なかったのだ。
そんな高校生も私は理系クラスで、全40人のうち男性35人という中、私以外は、お勉強がよく出来なかったことに加え、運もなかったので、大学浪人することになったのだが、私だけは、文系に偶然合格し、ここで文系に行くか、浪人して来年東京大学(または東京の大学)に行くか迷ったのだが、勉強はもう次の学年の奴がやれや、と思い直し、妥協して、文系の大学に行ったんだ。それを後悔しているかというと後悔しているのだが、それこそ人生、妥協や後悔の連続なのだが、それは「ま、いいか」って範疇なのだ。まいっか、というのは、一人で部屋にいて、思わずおならをして、「ま、いっか」という感覚に似ていて、一人風呂に入っていて、おならをして、純化されたあぶくを直接臭って、「あ、クッサ~」という感覚に似ていて、人生はおならのようなものであるといえるのかも知れないのである。
ニヒリズムに陥るのはいいが、厭世的になるのはいいが、決してシニカルにはなるな。面白くないぞ。
その後、たまたま就職したのであるが、周りの誰もが、すぐにやめると思っていたのに、私は、しっかり、十数年も勤め続けているのである(多分、会社のほうは辞めて欲しいと思っている)。何せ、私は、働く頃から、つまり23歳ぐらいからずっと余生なので、なかなか余生が長いのである。それは努力していないからと言われるかもしれないが、努力は楽しいからする訳で、そこに目標、到達点があるからできる訳である(おお、教条的)。就職先決定後人事に言ったものだ、「私、ひとつ希望がありまして、あの、是非、東京本社で働かせて下さい。東京に住んでみたいのです」と勇気を振り絞っていったのだが、人事は困惑して言ったのであった「キミィ、当社の本社は大阪だよ」と。
ところで、話は、全く変わるが、君たちは、まさか血液型と性格の関連性を信じてはいないだろうね。戦前の軍部か何かの研究者が、分析を誤ったものである。4種類の性格に分けられる程、人間は単純ではないということぐらい人生5年ほどやっていると多分気がついてくるのではないだろうか。勿論、今日、この効用は、人を直接非難する代わりに「あいつはA型だからなあ」という具合にやんわりと、非難するときに専ら使用するものである。ちなみに南米は9割がO型で、世界中で一番多いのはB型であるが、何故か日本人はA型が多いのだが、ラテンののりなら何となくB型という気がしないか?気のせいである。
高校を卒業して、周りに誰も海外に行ったことがない中で、私は行ってみたんだ。場所や環境によっては、ホームステイ当たり前の高校もあるかも知れないし、時代も変わったかもしれない。だいたい、私は、外国が怖くて仕方なかったので、高校までは、絶対、日本からでないなんて思っていたよ。初めての海外なんか、石鹸数個、ジャージ、寝巻き、毎日の着替え、タオルバスタオル、それはもう30キロぐらいのザックになったんだから。今は、放浪さんを見習い、前日に、ちょこちょこと用意をするぐらいまで成長しました。
君達、青春してるか?何、ほっといて欲しい?青春とは、青い春かも知れないが、私が中学校の時、ある生徒の背中に紙が貼られていたぞ。そこには「ぼくの青空は終わった」とマジックで書かれていたぞ。書いた奴にとっては、青春とは青空だったんだ。間違ってもいい、ワンパクに育って欲しい。丸大ハム。というか、ブログいつ始めるのかい?アオタサンの子供みたいに、トイモサンでいいじゃん、ハンドルネーム。よくないな。