といいながら、古本屋で、「ボクが笑っているわけ」とか言う題目の本を見つけて「そんなの知らねえよ、興味ねえよ」と一人突っ込みをしてしまうものである。
旅行が出来る人の条件は、どっちかといえば、飽くなき未知への好奇心というより、どこでも眠れ、何でも食べられるということかも知れない。
それは、さておき、ここ2、3年で勝手に治ったのであるが、その前の5年間ぐらいは、睡眠障害というか、すぐ無呼吸症候群か、何だか、すぐに寝てしまう状態を続けていた。会議は、もう全部、睡魔との闘いであり、あの5年間で起きていた会議はないというどころか、1対1で接客、来客、応対していても、眠くて仕方ないのであった。一度なんか、偶然、ミニスカートの女性営業ウーマンが来たときも、何だか、ソファに座って、何だか、不意にパンツが見えそうになったこともあるのだが、それでも、そんなことより、私は睡魔と闘っていたぐらいである。
それは、私は単なる寝不足と思っていたが、ある本で、この病状に書いてあったのを読んで、不味いと思ったのであった。それは商社の人で、社員何人かで、戦時下のラオスかどこかに行き、座っているときに散弾銃が撃ちこまれて、皆が小便を漏らしたり、逃げたり、びびったりしたのだが、その人は、それでも、寝ていたそうである。何だか、それを読んでから、その頃から治ったような気がする。他人のフリみてわがフリ治した素晴らしい一例である。
そのほかは、大きな手術はなく、穴に落ちて足を7針縫ったのが1回と、自動車事故で、舌を半分ちょん切って数針舌を縫ったのが1回だけである。かといって、小さな手術はなく、幸運にもここまでこぎつけたのである。
あとは、細かいことや精神的なことや経済的なことや女性問題や人権問題や年金問題や人種問題ぐらいなので、省略したいと思う。
えらく、自分の弱点を出しすぎた日記となってしまった。これをネタに脅迫しないでくださいね、におうざぶろうさん。