日本には神社が多数あり、昔はらんくがあったようだが、まあ、規模の大きいところは大社と読んで良いそうだが、現在社会においては、勝手に好きに読んでいいようだ。まあ、サイコウホウは伊勢神宮で、神宮というのは、伊勢しかなかったようだ。
働き始めた頃であった。結婚式のアンアイが、大学の先輩から来たのであるが、結婚式に慣れていない私は、招待状が送られてくる前に、電話があったということは、自動的に出席なんだろうな、と簡単に思っていたんだ。
当時、土日はみっちり仕事だった私は、早引きして、南海電車の住吉大社駅で降りた。
案内状も忘れ、何故住吉大社で結婚するのか、結婚素人の私にはよく分からない弱冠20代前半の好青年であった。今は邪悪な青年であるが、それはまあいいとして、敷地内に会館があった。
中で、受付があり、名前をいうと、暫く探して、名前がありませんね、と言われた。
2階から同級生が降りてきた。おお、来たんか、こっちやで、と彼は言った。彼は、大学を放校されたので、詳しく言うと卒業はしていないのだが、どういうわけだか、北海道の牧場から結婚式に来たようだ。
席はなんかわからんけどないいたいやけど、司会を部長がしてて、その席ずっと空いてるからそこで飯食えや。と彼の優しい助言があり、そうすることにした。
韓国からも結婚式に招待されてきている人も多くいたのだが、その後の記憶はない。
結局、数年後というか、10数年後、先輩は離婚し、子供2人を引き取った。詳しい経緯はわからないが、私の想像するところ、酒が原因ではないだろうかと邪推するのである。
離婚の原因は第一が性の不一致というが、それはせっくすの不一致であろうが、それもこれも含め、喧嘩する原因も含め、やっぱり経済的なことは多いそうなのである。しなくてもいい喧嘩を突き詰めれば経済的なことで喧嘩しているパターンも多いのである。
というか、収入が多いほど離婚する確率が減るとか、収入が多いほど子供の数が多くなるとか・・・
医者の結婚相手の女性の4分の1が女医か医学部の女性かだとか、大学院卒の結婚相手の4分の1は大学院卒だとか、かとか、なんとか
とかなんとかいいながら、この先輩大学院のときの彼女が大学院だったんであるが、先輩は大学院中退だからなあ・・・。
とかなんとかいいながら、この先輩の彼女、元々は、先輩の親友の彼女だったわけだ。
先輩が奪った・・・それが、違って、その先輩の親友、私もよく知っている人なんだけど、ヒマラヤの山奥メラピークで落下して死んだんだな。
遺体なき葬式。
その後、どういう経緯で残された親友と残された彼女が一緒になったのか知らない、が、もしかして、結局、別れた原因はここにもあったのかも知れない。
そんなわけで、2度目の住吉大社。
ナツカシさはなく、初めてきたのと同じような感じであった。そうして、住吉大社訪問は終わった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E5%AE%AE
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