先日、
非難中傷されればされるほど、迫害されればされるほど、ハードルが高ければ高いほど意固地になって団結力を有する宗教団体ですが、物事、いささか、何でもそんな面があります。反対運動があればあるほど、燃えるどころか、補助金や保証補償料が上がる可能性も高くなります。といったことを書いたのだが、反対運動は、自分の家の裏にマンションが建つとか処理場などの嫌悪施設が建つといったところから、基地とか原発まで市町村大きく巻き込んでまであるわけで、最近、沖縄基地移設問題で、揺れているが、全員反対、全員賛成というのは、地元民にとっても実際困ることであろう、ここまでくれば。
基地地主や基地で働く人のことを 少し書いたが、そういった利害関係のある人は多いだけでなく、土地を返還してもらったところで、演習場は何十年も弾丸撃ちまくった土地なんか不発弾で危なっかしくて仕方ないだろう。おそらく、公園にもできず、人がいなくなっただけの飛行機がブンブン飛ばなくなっただけの空き地になるだろう。飛行機発着地も、実際誰がどの土地かももうはっきりしていない筈で、新たな揉め事も起ころう。
もう、いいよ、ポイ、そこに産業もなく、ぺんぺん草が生えるのみである。人間は現状維持に慣れてしまう。飛行機の爆音や弾丸の音がどこまで、人を悩ませたり、毎日、落ちてはこないかと不安であるのであろうか。それは、住んでいないから分からないが、うわあ、大変だ!五月蝿い!とか自然を返せ!とか、ふるさとを!とか言っているのは、多分、マスコミや外部だと思うのだが、間違いだろうか。そいいう反対ポーズが必要なだけでなく、特に何も考えてないわ、とコメントしてもニュースにならぬし、ましてや、注目されることが大事で、それが補償金などの金を高騰させていく。賛成や反対は投票したところで、4対6とかその逆とか、僅差をうろうろしているのである。このウロウロしている状態をずっと続けたいと思うんだよなあ。反対だけど、仕方ないよね、という方向に。
それでも、実際どうなんよ、ベトナム戦争もなくて、もう南方なんかいいじゃん、中国とか北朝鮮の寒いところのほうが、防衛上重要ジャン、思いやり予算くれないなら、沖縄はもういいよってのがアメリカの本音じゃねえか?関空と神戸空港使ったらどう。そして、日本海のどっかにも基地作ってやれば。原発大地帯の一つ、オバマの小浜付近だったら、最近原発作りすぎて、潤わなくなってきたらか、次は軍事基地もってきたら?(先日、大阪府知事が、関空に移転しても別にいいよ、って発言していて、
オオ、俺の意見と同じジャン、と笑ってしまったわ本気かどうか知らないけど。)ともかく、住民だけでなく、アメリカも金ができるだけ欲しいだけなのであろう。
ところで、原発も同じである。学生時代は広瀬隆の本を結構読んでいたので、電力会社に就職面接行くような奴なんか見たら、オイオイ、オマエ、大丈夫か、気は確かか?と思ったものだが、何もないという地元の問題からすれば、また違った見方になるのだろうな。農業と漁業の対立もあろうし、企業から落ちてくる税金や寄付金は魅力だし、抗議を毎回しているのは同じ人で、よくよく見ていれば、定期的にプチ事故みたいなのがあって、同じようなニュースが流れ、恒例行事化しているような気がする。全く安全ですることなくなったら、困っちゃうというか、どうせ死ぬ時は皆一緒ジャンという安心感か、根拠は誰も死んでないからこれからもまあダイジョウブだよね、っていう安心感か・・・反対と賛成の微妙なバランスが重要・・・推進派は反対する人や論客が出てこないと困るし、反対派は、全員が反対しちゃうと、このままではおらが村どうなっちまうんだってか。何だか、ハア、である。難しい問題である。
冬季の行き先候補地が決定した。明日、発表である。