大阪駅から、環状線でたった2駅行くと、今は、帝国ホテルなどのあるOAPがあり、その向こうにOBP松下電器村、大阪城ホール、オータニなどがあるが、そこは、戦中アジア最大の軍需工場があった場所であった。その「大阪砲兵工廠」は、終戦前日の米軍絨毯爆撃で、不発弾のため危険のあまり片付ける事も出来ず20年間放置されたままで、区画整理は1970年代に入ってからだった。
そんな中、危なっかしくて放置されているような地域にも、誰かがやってくる。特に虐げられた人がやってくる。不法占領といわれようが、生きていくために仕方ないことでもある。川沿い、へたち、危険な場所、見捨てられた場所にやってくる。
大阪駅からたった2駅行った桜ノ宮駅高架下には朝鮮のシャーマニズムの場がある。
過去、近年2回ほど火事になり、環状線は止まった。不法占拠なので、排除命令がでている。
梁石日の小説やエッセイは、何冊か読んでいる。エッセイの中で、
生駒の山の中腹に朝鮮寺が存在していることや、月に何度か桜ノ宮で巫祭が行われていることを知った。
朝鮮寺は、宗教法人でないので、その数は良く分からないという。
今日、祭りがあるから東京に行こうかと思ったが、寝過ごしたのでやめた。もう1回行ったし。
それにしても日本に120種あるというサクラよ、何故ソメイヨシノばかりなんだ、何だか、キレイキレイ、そして多少気色悪くなる。